試合前に先日亡くなられたマサ斎藤さんを追悼するテンカウントゴングが鳴らされた。


リングアナのコールの後、The Fightが流れた時はジーンときた。



▼第一試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負

征矢学アンディ・ウーアレハンドロ馬場拓海(pro-Wrestling ACE) vs 伊藤貴則&●佐藤嗣崇土方隆司三富政行


若手の壁、先達として土方ほどの選手は、そうはいないだろう。


早くそれを活かした動きが望まれるが、いかんせん団体の足は遅い。


この試合の中心となった征矢と伊藤の絡み。

まだまだだけど、この日は伊藤から闘志を感じた。


マスクも良いし、初勝利もあげたし、試合内容も一皮剥けて欲しい佐藤。


試合は征矢のワイルドデスバレーボムで終了。

 

試合後のコメントも含め、もっとやったれ伊藤貴則!おじさんの声に負けるな伊藤貴則!



▼第四試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負

吉岡世起&●タナカ岩石(Pro-Wrestling ACE)&鈴木鼓太郎 vs NOSAWA論外&◯MAZADAFUJITA

特記事項なし。



 ▼第五試合 WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第12代王者】◯児玉裕輔 vs 【挑戦者】●エル・イホ・デル・パンテーラ

※第12代王者・児玉裕輔、初の防衛戦。


目の周りが赤い感じがして妖しさが増していた児玉。



先日から(私は初期の頃を知らないので)懸案であったパンテーラのフィニッシュは何問題。

何て技?


…からの、スワントーンボム

のようです。

しかし、剣山で迎撃されてしまった。


そして児玉のマッドスプラッシュ発射!

前哨戦ではここから切り返しでパンテーラが押さえ込んだので先が有るかと思ったが…そのまま終了。


先に行われたGP準決勝2試合の濃さに食われてしまった印象。後に#STRONGHEARTSとの対抗戦とGP決勝もあり、さらに印象が薄くなってしまった。決して悪い試合ではなかったと思うが、こちらの期待値が高すぎたのだろうか。



 ▼第六試合 『WRESTLE-1 vs STRONG HEARTS』対抗戦4vs4イリミネーションマッチ 30分1本勝負

カズ・ハヤシ近藤修司&◯河野真幸頓所隼vs CIMAT-Hawk&●エル・リンダマンジンジャー

※オーバーザトップロープルールを採用


#STRONGHEARTSのテーマではなくCIMAのテーマで入場…

入場後、音響に対してクレームを入れたCIMA。


CIMAの後を受け、エル・リンダマンがマイクアピール。

W-1が4連敗したら社長&副社長に土下座&謝罪そして靴を舐める事を要求。

 

それを苦々しく聞くW-1の面々。

 

頓所が痺れを切らし、先制のドロップキックを放ち開戦。

 

 

 コンビネーションは#STRONGHEARTSが上。

 とか思っていたら大きく試合が動く。


頓所とCIMAがトップロープ越えの状況から

頓所のジャーマン


そして低空のドロップキックでCIMA失格!

まさかの出来事に会場は大歓声、巻き起こる頓所コール(初めて聞いた)。戦前からどーせ負けるんだろ?と思っていた自分が汚れているなと思わされました。頓所の勝利に喜べる素直さは何処に置いてきてしまったのだろう?

W-1 1 - 0 #STRONGHEARTS


続いて河野の雪崩式バックフリップがジンジャーを仕留める。

ジンジャー失格。

W-1 2 - 0 #STRONGHEARTS


チーム246がT-Hawkを追い込むが、同士討ちを誘われカズ失格。

W-1 2 - 1 #STRONGHEARTS


T-Hawkが続けてオーバーザトップロープで近藤を失格に。

W-1 2 - 2 #STRONGHEARTS

残りは河野&頓所vs頓所&リンダマン。


リンダマンとの連携からT-Hawkがケルベロス(ランニングニー)で、ここまで残っていた頓所をしとめる。

W-1 2 - 3 #STRONGHEARTS

2-0からベルギーに逆転された悪夢がよみがえる?


しかし、#STRONGHEARTSのポイントゲッターT-Hawkをこの戦いに投入された大型決戦兵器・河野が失格へ追いやる。

W-1 3 - 3 #STRONGHEARTS


最後は河野がコーナー最上段からのジャイアントニードロップでリンダマンを粉砕。

W-1 4 - 3 #STRONGHEARTS


試合前の取材エリア(撮影会)で社長にイリミネーションマッチのスコアを尋ねたところ

「4対0」

一瞬詰まった後に答えてもらいました。

内心、そりゃないだろと思った自分…汚らわしい!



試合後、T-Hawkが河野に次は胸を真っ黒に染めると宣言。

 

頓所に落とされたことに対して

「こんな事はプロレス界にあってはならない」

「お前に刺激入れるためにW-1来たのと違う」

「このままじゃ済まさん」

と語るCIMA。



対抗戦、ジワジワ盛り上がってきた。