兄が捨てると言うので
実家の写真を取りに行きました。
メインは卒業アルバムやチビタの写真一式。
卒アルはなんかもう、殆ど記憶にないしあまり思い入れもなくてポイするか迷ってる。
中の良い子達の写真は別にあるし
卒アルってまあ、作り込まれてるからなんかやらせ感があって好きになれない。
卒業証書もチビタが処分に困るだろうから今のうちにポイするつもり。
スペインの大学の卒業証書まであったわ(*≧∀≦*)。
頑張ってたんだなあ、アタシ。
私の記憶の家族は常にトラブルを抱えていて父や母の仲の悪さはもうね、酷いなんてもんじゃなくて
兄弟もそれなりに傷つきながら成長したもんだからさ
なんか、マイナスなイメージしか無かったんだが
母が大切にしていたと思われる、リビング脇の戸棚に入れてあったアルバムは
チビタの写真。たくさんのチビタの写真だった。
チビタを抱っこして満面の笑みを浮かべる母と
動物園で手を繋いで優しく笑いかけている父と
そんなのが大量に出てきて
さっきまで号泣しとりました(*≧∀≦*)。
私が見てきた両親って、昔はこうだったのかもなあ。いや、実はちゃんと笑ってくれていたのに私が気づかなかったんだろうか。
父はチビタが可愛くて仕方なかったんだろうな。まあ、
チビタは可愛いよ❣️(とんだ親バカ)
母がチビタの手を握り、それはそれは幸せそうだった。
母がヒステリックな状態が続き、私がもうお手上げだと母との縁切りを一時期決めた事があったのだが
兄に母が電話してチビタに会いたいからなんとかしてくれって泣きついたらしい。
そーいや、なんか兄が電話してきたけど
無理です‼️
で、速攻電話を切った記憶が( ̄∇ ̄)。
なんかね、母が亡くなって、家族がもし仲がよければなあってずっと思ってたんですよ。
兄も姉も葬式の日にずっと両親の悪口しか言わなくて
気が滅入ってて
両親の人生って不幸だったんじゃないだろうかって
悲しかったんだよね。私はもっと両親にしてやれなかったなとか、もっと優しい娘だったらなとか
もっと気が利いて頭の良い娘だったら両親は幸せだったかもなとか
いろいろ思って過ごしていたんだよ。
だけど
写真の中の両親は
チビタと一緒に笑ってる写真しか無かった。
あんなに結婚なんかしなくていい、孫もいらないってずーっと言ってたのに
笑ってる写真はチビタとのものばかり。
だから、チビタが生まれて
親孝行できたのかもしれないと思うと
救われる。