母のホスピスに毎日行っています。


今日は地方にいる兄弟がやってきました。


この兄弟は割と私に批判的なことを幼少期から言い続けていて、ジワジワと私の気持ちを蝕んでいたように思います。


上から目線タイプで記憶力はある人です。


母はこの兄弟と折り合いが悪く、この兄弟も7年くらいは母とはろくに連絡はとってきていません。まあ、7年前に決定的なトラブルがあってからなんだけども。


その頃は父が体調を崩していて、母とも関係性が悪かったため私が父の面倒を見ていました。義母の介護の後の父の世話で、母も高齢になって体調を崩しがちでしたんでぶっちゃけ両親の面倒を見てるのに近い状態。


私一人がとにかく支えている状態でそれが母のこの一年も同様で。


で、兄弟がやたらと昔の話をしてきてなぜかその兄弟の美談として滔々と語り続けていたんで


「あのさ、だったら聞きたいんだけどさ



なんでパパもママも全部世話を私に丸投げしてきたわけ?」



ドストレートに聞いた。

マヂで知りたかった。


人に丸投げしといて何にも感じてなさそうで


ちょっと驚いたから。


なんて言ったと思います?


だってだって


パパとママの怒鳴り声がトラウマになっていたんだもん。



あの怒鳴り声を聞いたら固まってしまうから




…( ̄∀ ̄)は⁉️


アンタ、何言っちゃってんだよ。


怒鳴り声だのトラウマだの言っちゃってっけどさ



アタシ、逃げる選択肢なかったんですけど⁉️

選べねーわな。

人に丸投げして平気だったのかって聞いてんだけど。


という言葉は胸に収めといた。


さらにはさ


私ね、昨日からママに産んでくれてありがとうって言ってるのよ。

はにーちゃんも大変だったって言ってもさ


ママが産んでくれたからの人生なんだから


感謝しなきゃダメよ。



とか言い出しちゃって。


ちげーよ


そんな話してんじゃねーよ



人に介護丸投げしといて何でヘイチャラでなんとも思わないのかを聞いてんだよ


という言葉もなんとか収めといた。



なーにがトラウマだよ。

アンタの言葉にどんだけやられたか


コッチがトラウマになりそうだったわ


という言葉も収めといた。


私はこの兄弟が私を見下して兄弟の配偶者に私を散々見下すような昔話をしては笑い者にしてきたやり方にそれなりに傷ついてきたのだが


時間が経過し、母がこんな状態になってからだけど兄弟に今まで介護や世話を丸投げしてどういうつもりかを聞いてみたら



謝罪するどころか


話の論点をすり替えて


「母に感謝しろ」でまとめてきたその姿に



こんなヤツのために悩んできた時間って実は無駄だったのではないか


という事だった。


母とのトラブルもお金と会話のやり取りで喧嘩になったのだ。

兄弟から言わせると母がヒステリックで病的だったということだったが


兄弟が実家に来た時に一切の支払いもせず、買い物に行けば母にビールやお菓子を買わせ、家事も手伝わずレストランの支払いも全て母にやらせたから母がキレだというのが経緯だった。


母、年金生活ですからね。


ちなみに私が母と出かけた時は基本支払いは私です。


でもそういうことをすっ飛ばして


トラウマが…


とか言っちまう姿に



ドン引きしました。



最後に


はにーちゃんも


強くなったのね。




とか言いやがってさ



なーに言ってんだよ、オメーはよ‼️



という一言を無理矢理飲み込みましたよ。(*≧∀≦*)


結局は人に両親の介護を丸投げしようがなんだろうが


まーったくコイツは何とも思ってねーし


さらには悲劇のヒロインにまでなって


ママには感謝しろで締めようとする


トンデモ野郎だったと分かった時に


おい、はにー


もうこんなバカから言われてきた事は気にするな。


コイツはお前よりはるかにおかしいぞ


と積もり積もった記憶に話しかけた。



そうなのだ。


もしもですね


いろいろな場面でさも正しいかのようにアナタを批判する人がいて


アナタの心にトゲが刺さったとしましょう。


今は抜けなくてもね



いつかその人を俯瞰するときが来るかもしれない。


その時にね


ああ、なんだ、コイツ大したことないんじゃんって思う日が来るかもしれませんよ❣️


まあ、来なかったとしても


そのトゲは


自分で抜いていいと思う。


まあ、この兄弟がさも母を思ってやってきました的な様子を振り撒くのもいろいろ理由や目的があってですね


母はこれを予言していたし

はにーちゃん、アイツはズルいからと怒っていた。


そんな事ないんじゃないかと思いつつ


なんか、今日話して分かった気がする。



いずれにせよ上から目線で話すような奴は本当は大した事はない。

だから一切傷付いてはならないし

いや、傷付くのはしかたないが

いつかこの傷は気のせいだったという日がどうか傷付いた人に来ますように。


私の人生、その兄弟が長年私をバカにしてきた事による傷で判断に迷いが出たりオロオロする場面がたくさんあった。少しずつ克服してきたが


今日なんかその傷が消えた気がする。


その時はその批判に傷ついたり自信をなくしたりしても


いつかそれが花に変わりますように。



ソイツは絶対



ズルくて卑怯なだけだから(*≧∀≦*)。


元気を出して、前を向こう‼️