スイスに移住して今3年目になるんですが
私達は「転勤」でスイスに来たわけではなく


コネも繋がりも何もないスイスに移住してきました。

私は海外移住のために在宅ワークで資金を貯めていたので
日本を出ても稼ぎ続けられる土台作りも
同時にしてきたわけなんですが
主人は普通の会社員でした。


なので、主人は安定した仕事を辞職して
一旦無職になるリスクを取っての移住だったんです。


結果オーライとも言える
ギャンブル的な移住をした私達だったんですが
どうして日本での安定職を捨ててまで海外移住をしたのか。

それは日本の会社員としての働き方に
「損」が多いと感じたから。 

 

 

長時間通勤

長時間労働 

長期休暇なし 

残業当たり前 

家族時間<仕事

 

この辺りはもう日本企業あるあるです。

 

スイスでは18時半にはスーパーも締まりますし

17時退社も普通です。

 

夏には2~3週間まとめてみんな旅行にいきますし

 

繁忙期の残業はあったとしても

一般的に残業が当たり前というイメージはありません。

 

ただ、これはもう日本が遅れている部分であり

今は一昔前よりもずっとマシにはなってきましたが

 

これからもっと変わっていくべき部分だと

思っています。

 

 

でもそれ以上にもっと損だと思うのが「税金面」。

 

タックスヘイブンという言葉をご存じでしょうか。

これは外貨獲得などのために
法人税や所得税の税率が極めて低い地域のことを指します。


つまり、稼いで取られる税金がとても低いということです。

ですので、日本で場所を選ばずに仕事が出来る
ノマドワーカー達の多くは
タックスヘイブンに移住する人が少なくありません。

日本で稼いで、税金は少なく支払い

さらに物価の安い土地で
日本より良い暮らしが出来るということです。 

 

海外でフリーランスとして働く場合は

税金面から国を選ぶというのは大きなポイントになります。

 

日本は実は税金が世界でもかなり高い国です。

 

税金というのは法人税・所得税・消費税のほかに
働いていれば払わないといけない社会保障のためのお金


つまり社会保険や雇用保険
年金で引かれるお金のことも含めます。


仕事をして稼いで生活しているんですから
一番大切なのは手元に残るお金ですよね。

この手元に残るお金が
日本は世界基準でもトップランクで

少ないというわけなんです。


同じ仕事をして生活するなら
海外で手元に残るお金を増やして


なおかつ物価が安い国なら

出来ることも増えるというわけなので


海外フリーランスが増えるのは納得です。 

 

 

どこに住んでいるかで
手元に残るお金が違うということ
まずは知識として持っておいても損はしないですよね。