最近は海外での子育てを真剣に考えだすママさんが多く
私のところにも色んなご相談を頂きます。
ということでこの記事では
私目線になっちゃいますが
「海外での子育てのメリット・デメリット」
についてお伝えしますね✍
貧乏バックパッカーだった私は
日本に帰国後、結婚しても子供が生まれても
当然裕福な暮らしというのには程遠いものだったんですが
海外生活への夢を捨てたことはありませんでした。
でも子供が生まれるまでは
「また海外で生活できたらいいな~」
くらいだったのが
子供が生まれてからは
「絶対海外で子供たちを育てたい」
という強い希望に変わりました。
子供が生まれた頃には
既にインターネットビジネスに取り組み始めていましたが
海外移住の思いが膨らむほどに
このビジネスをもっと大きくして
世界中どこでも子育てができるまでに稼げるようになろう
と思ったんですよね。
どうしてそこまで海外で子育てをしたかったのかというと
主な理由としては次の3つ。
❶色々な文化に触れて、子供の世界を広げてあげたい
❷日本語以外の言葉を習得してほしい
❸型にはまらない教育を受けてほしい
私も日本で生まれ育ったので
日本の幼稚園や小学校、中学校での過ごし方に
何の疑問も持ったことがなかったのですが
例えば私たちが小さい頃から慣れ親しんでいる
「前にならえ」がありますよね。
これは幼稚園や学校に入った時からもう当たり前で
きれいに一列に並んで移動する光景は
全く不思議ではないんですが
これは協調性に重要性を置く日本の国民性がゆえ
集団が同じ動きをするということに
重点が置かれた教育なんですね。
制服が一般的なのもそうです。
全寮制の有名私立校などでは
こちらでも制服がある学校はありますが
一般的に制服を着る学校というのはありません。
それは個性を大切にしているからなんですね。
どちらが良い悪いというわけではないのですが
個性豊かな子供たちの中で自分の個性を強く持って
育ってほしいという思いがあったんです✨
スイスのジュネーブは本当に国際色が豊かで
白人も黒人も南米人もアジア人も
どの人種が多い少ないというのが言えないほどに
超多民族です。
むしろ移民よりもスイス人のほうが少なく
ジュネーブに関してはスイスではないという人もいるほど。
うちの子供のクラスは
とくにフランス語を母国語としない子供たちばかりが
集められたクラスなので世界中の国籍の子がいます。
授業を見学した時には
先生がそれぞれの国の言葉で数字を数えさせていたのですが
スペイン語、英語、モンゴル語、ヒンディー語など
色々出てきて見ていてとても面白かったです。
子供たちが小さい頃から
いろんな人種の人やいろんな考え方の人がいて当然で
その中でそれぞれを尊重していく
ということを学んでほしいと思ったんですね。
他の理由としては
日本ではずっと都会暮らしをしていたからか
広い場所で走り回らせることができる環境や
自然が身近な環境で育てたかったというところです。
この辺りは日本にいても田舎にいけば叶うので
実際日本の田舎への移住も考えたことはありましたが
主人の仕事のことを考えると
どうしても住むのは都市部になってしまうんです
私が住んでいるのはジュネーブなので
スイスの中では大きな経済都市なんですが
日本の都市とは比べ物になりません。
ジュネーブの大きさはたったの15.93 km²。
大きさでいうと東京都の中野区のみの広さくらいです。
人口は19.9万人のみです。
東京都の人口は1396万人💦
この違いはすごいですよね
それでも世界に名をはせる経済都市ジュネーブ。
町中に大きな公園がたくさんあって
人も少なくのびのびと遊ばせることができます。
電車に乗ればスイス・フレンチアルプスもすぐなので
休みの日はできるだけ山岳部に足を延ばして
自然の中で遊ばせるようにしています。
海外移住のデメリットというとやはり
「日本語環境がどうしても減ってしまう」
というところでしょうか。
現地校に通っている子供たちは
家では日本語を話していても
どんどんフランス語が強くなってきています。
そんな中で
日本語を母国語レベルにキープするには
やっぱり親のサポートが必要になるんですね。
こちらでは日本語補習校に子供たちを通わせていますが
スイスの学校では大きくなってくると
フランス語に加えてドイツ語や英語の勉強も始まるので
今後の日本語離れを考えて
今からしっかり対策をしていこうと考えています。
それ以外にはあまりデメリットは思いつかないのですが
それはやっぱり私自身が
海外に住むことに魅力を感じているからだと思います。
親が海外に住むことに抵抗があったり
日本への強いこだわりがあると
海外での子育てが
逆にストレスになってしまうこともありますし
子供が笑顔で生活するためには
親も環境を楽しんでいることが第一条件ですね