結婚したら子供は作るもの…

母親が3歳までは面倒を見るもの…

保育園なんてかわいそう…

母乳育児が一番…

離乳食は手作りで…

寝る前には本を読んであげて…

外食ばかりは良くない…

子供は多い方が良い…

子供は毎日外で遊ばせないと…

まさか母親が子供を置いて出かけるなんて…

 

うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお

 

…ってなりませんか?

 

 

自分が親になるまでは

どうやって子育てをするかなんて考えもしなかった。

 

自分がどうやって育ってきたかは

大きくなってからの記憶しかないし

 

でも自分の親世代から子育てのアドバイスをもらうと

「子育てってキツすぎる…!」

って思うこと、多いんですよね。

 

 

でも、それは当然。

 

今と30年前じゃもう環境が全然違うんです。

 

30年前は主婦の大半が専業主婦で

バブル時代があり夫一人の収入でも大家族が生活できて

 

親が近くにいて助けてもらえる環境があったり

2世帯家族で住んでいるところも珍しくなかった。

 

 

でも今の社会は子育てに全然優しくないんです。

 

共働きのほうが当たり前になり

夫一人の収入では家計が苦しく

それなのに日本は残業や休日出勤は当たり前で

その分家の無償労働は女性に行きがち。

 

ワンオペなんて言葉が当たり前にある中で

30年前の余裕がある育児と

同じことができるわけがないんですよね。

 

 

海外での子育ての当たり前を見ていると

 

日本社会が海外に追いついているところと

追いつけていないところの間にあるのが

子育てなんだなって思うんです。

 

 

共働きで0歳から保育園はこちらでは当たり前で

当然母乳育児だけで育てる人は少数派です。

 

でも日本では専業主婦から共働きになる率は

徐々に世界基準に近づいてきているのに対して

 

女性に求められることは30年前と変わってない。

 

だからママが辛いんですえーん

 

 

父親も家事育児を手伝うのが当たり前で

保育サービスを利用していくのが当たり前。

 

今は家でも遊べたり学べたりする教材もたくさんあります。

 

「母親がするべき」という概念を取っ払っていかないと

日本の少子化は進む一方です。

 

 

もっと日本でも

子育てしやすい社会になっていってくれるといいなと

心から願っていますお願い