亭主元気で留守がいい
とは日本ではよーく聞く言葉ですが
海外では聞いたことがありません。
留守がいいような亭主なら離婚するほうがマシ。
というイメージです。
私達がスイスに移住してから
夫婦間の「なんとなくの当たり前」が変わりました。
今まででは当たり前どころか
考えたことがなかったことも中にはあり
それでも周りの「当たり前」が
自分たちの「当たり前」にもなっていくのは
どれだけ「環境」が重要かということの現れ。
●子供を友達に預けて夫婦でデートは必要
●子供たちと一緒の寝室で寝るなんてありえない
●夫がお昼に一度帰宅して一緒にご飯を食べる
●他の家族がいる場所でもラブラブの夫婦は素敵
●お互いをママ・パパと呼ばない
こんな当たり前に囲まれているうちに
日本にいた時は
「え~今日夜ご飯いるの?」
とか思っていた私が
「今日は早く帰れるんだね!」
と喜ぶようになり
お出かけは「家族みんなで」が当然だったのが
「たまには夫婦でデート」しようとなり。
「我が家では子供が総理大臣、
妻が副総理大臣、そして僕は国民」みたいに
自虐ネタで友達夫婦を笑わせていた夫が
「妻に会えたことが一番の幸せだよ」なんて
こっちが恥ずかしくなるようなことを
友達夫婦(日本人相手ではない)に言う。
こちらではしょっちゅうある
クラスみんなを呼ぶお友達の誕生日会に
子供が招待されるたびに
「2人でランチいこう!」と
昼のデートを楽しんでいます。
そして、こんな自分たちでいるのが好き。
これが私たち夫婦の自然体だったんだろうなと思います