日本を出て海外で子育てをしたい
子供が小学校に上がる前には…というのが
ずっと目標の一つにありました。
どうしてそんなに海外で子育てしたかったのか。
当然、子供の教育方針あってのことですが
私の場合、親目線でそう思う理由も大きかったんです。
私の超個人的主観による日本教育のメリットは
●子供の学校イベントで親も楽しめること
●子供の日本語能力が育つこと
この二つです。
入学式・参観日・学芸会・運動会・卒業式…
折々の行事で子供の成長を見ることができますよね。
子供の幼稚園の発表会で
感動して号泣したのは良い思い出です。
でもその反面、親の学校行事への協力は絶対です。
PTA・学級委員・役員になったら
かなりの頻度で学校に通わなければいけませんし
発表会のコスチューム作りに駆り出されたり
親の懇親会があったりと
幼稚園だけでも親が出ていく機会は多かったですが
小学校になるともっと増えるんですよね。
仕事をしているワーママにとっては
行事参加が大きな負担になっても不思議ではありません。
私は日本にいる時、上の子が幼稚園に入った時は
未就学児がいるからという理由で
役員候補メンバーから外されていましたが
未就学児がいなくて妊娠していないからといって
そのママが暇だというわけではないと思うんです。
海外では親に見せるための学校行事というのが
ほぼありません。
その代わり、学校に行かなければいけないのは
年に1~2回、担任との個人面談くらいです。
親が集ういわゆる委員会的なものはあるらしいですが
年に一度公募があり、自由参加なので
どんな活動をしているのかすら知りません。
子供たちの学校の様子を親が知れるように
私の子供が通うスイスの公立学校では
クラスごとに鍵付きのブログがあります。
遠足や郊外学習はたくさんあって
多い時は週2回もあったりしますが
クラスでの活動もイベントも
全部ブログを通じて写真で見ることが出来ます。
そして何より避けたかったのが
ママ友という概念の存在。
学校行事がないので
親同士の付き合いに気を遣う必要もないですし
ママ友ライングループやランチ会も存在しません。
海外移住は子供の教育のため…とはもちろんですが
自分のためな理由もしっかりあるんです