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You Only Live Once

日々のことをつらつらと。
思ったことをつらつらと。
何を書くかはまだ全然決まってません。

3月に入ってからドドドンとイギリス&韓国に弾丸で行ってまいりました。


この海外旅行で痛感したことは、「日本は外国人をおもてなしするつもりは更々ない」ということ。

このことについてお話ししようと思います。





①英語話者を意識した放送

まず1つ目にイギリス。
イギリスでは移動手段はずっと地下鉄を使っていました。

そこで気になったのが、車内放送。
「Please mind the gap between the platform and the train」と言っていたんです。日本語にすると「電車とホームの隙間にお気をつけ下さい」という感じなんですが、すごく分かりやすい英語だなと、とても感動しました。

ちなみに日本ではどんな放送が流れているかというと「Please watch (out?) your step(s) when you leave the train」、つまり電車から降りる時に足元をよく見て下さい(注意して下さい)と流れています。(確か笑)

すごく分かりにくい訳でもないけれど、イギリスのそれと比べたらやっぱり少しシンプルではない感じがしますよね。


ここで思ったのが、「日本の各施設で流れている英語の放送って、実はよく伝わってない人も多いんじゃないか?」ということです。

イギリスには様々な国の人がいます。それは移民も含め、観光客も含め。だからなるべく多くの人に分かりやすい英語を使うことには大きな意味があると思います。

日本はどうでしょう。同じく沢山の国から沢山の人が来ています。でも日本の放送で流れる英語は、英語話者しかスムーズに理解できないんじゃないかと思います。これって、他の外国人にとってはとても厄介なことだと思います。

私も何となく聞いてる時に、「ん、なんて言ってるんだろう」って思う内容は多いです。肌感覚ですけど、日本にはアジア圏からの観光客が多いですよね。
彼らにとっても私たち日本人と同じで英語は第二言語です。

ということは、私たち日本人が聞いても、「あぁこう言ってるんだな」ってすぐに理解できるような英語が必要なんじゃないかと思います。

さっきの以外にも「please refrain from ~ing 」じゃなくて、「Prease don't ~」とか、無意識に聞いてても入って来るような英語をもっと心がけるべきだと思う。




②第二第三言語を習得しない日本人

次に韓国に行って衝撃を受けたことについて。

日本人観光客が多いソウル市内では、驚いたことに日本語を話せる人がとーーーーーっても多かったです。

ホテルのドアマンから、洋服、化粧品、レストランの店員さん、屋台のおばちゃんまで、流暢加減に差はありながらも(日本語で話せない部分は英語でやり取りする)、お金のやり取りをする相手に日本語を全く話せない人は殆ど会いませんでした。

これは本当にあっぱれと言うほかありません。


さて、日本はどうなっているでしょう。外国人観光客とのやり取りをするフロントラインに立つ人たちの中では、英語すらも話そうとする人は少ないというのが現状じゃないでしょうか。
中国語、韓国語も、というともっと少ないと思います。

私はこの状態で外国人観光客に物を買ってもらおうとするのは少し失礼じゃないかなと思いました。


韓国の日本人観光客を対象にしたお店の店員さんはこれでもかと言うほどにガンガンに売ろうとして来ます。商品の効果とか、ディスカウントについてとか、色々なことを盛り込んで商売トークを展開して、正直日本人の私は少し引くくらいだったんですが、でもそれでもいいかなと思えたのはやっぱり彼ら・彼女らが日本語を話していたからです。

日本人に沢山買い物してほしい。だから日本語を使って話す。

これはとても合理的だと思います。


でも日本の商業施設では、インバウンド強化とか言いながら、いらっしゃいませのひとつも中国語韓国語で言わない。しかも「言葉が分からないから」と言う理由で何となく敬遠してたりしますよね。

「たくさん買って下さいね。でもあなたの国の言語はしゃべりませんけど。」っていう態度はどうなんでしょうか。お高く止まりすぎかなと思いました。これって全然おもてなしでも何でもないな、と。

このことで、「日本っておもてなしする気なんて実は全然ないな、、?」とはっきり感じてしまいました。



「いやいや、百貨店とかは通訳が常駐してるところが多いじゃないか」という方もいるかもしれません。

でも、やっぱり往往にしてその通訳さんは日本人ではありません。
日本語が話せる外国人を雇って、その人に外国人の対応をさせてるんですね。それってあまり真摯な態度じゃないなと思います。

どうして日本人は頑なに外国語を習得しようとしないのか。シャイだからとか、完璧主義だからとか、色んなことが言われているけれど、結局行動が一番正直ですね。

やらないということは、やりたくないということ。
おもてなしとか言っといて、それは口だけで、本当はそんな気持ち更々ないんじゃないですかね。
(でもちゃんと実践してる旅館とか商業施設とかもポツポツあるとは一応聞いたことあります)

韓国の店員さんたちの姿勢を見習いたいなと思った韓国旅行でした。



まとめとか無いんですけど、言いたいこと言ったのでこれで以上です。


思ったことは思った時に言わないと後々悔いることが多いもんだよなぁ。

と、最近またよく思うようになりました。

これは良いことも、悪いこともだけど、やっぱり後々心に巣食うのは悪いことだと思います。


何か嫌なことを言われたり、理不尽な対応をされたり、「嫌だなぁ」とか、そこまではっきり思わなくても「???」と違和感を感じるやりとりって日常にありふれていますよね。(私はそう感じる)

「嫌」と思った時、「?」と感じた時に、ちゃんと声を上げないと、もう言うタイミングはアレヨアレヨと流れていって、「今更言ってもなぁ」とすぐに手遅れになってしまいます。



タイミング良く言うこと言えたら一番なんですが、ここで難しい点があります。

そういう状況に直面した時、瞬時に感情は湧き上がっても、すぐには何が起きているのか理解できない場合が多いということです。(他にも理由はあるんだろうけど)

「え、なに、なんて言った?」と、そもそも言葉を飲み込めない場合とか、意味が分かったとしても「この人どういうつもりで言ってるんだろう?」と相手の心中に想像を巡らせたりとか。
そんなこと思ってる0.01秒とかの間にどんどん会話って進んでしまいます。


「これが嫌だ」とハッキリした理由があるなら割と(勇気さえあれば)言いやすいんだろうと思います。
でも「?」と状況に違和感を覚えるくらいのレベルだと、「あの、ちょっと良いですか」と声を上げるのは難しい気がします。違和感を持ったことは確かでも、その後説明がつきませんから。


こうやって、タイミングを逃してしまう経験をしたことのある人は意外と多いんじゃないでしょうか。

私はとてもとても多かったです。
高校生くらいから、アサーションはだんだん上手くなってきてると思うんですが、それでもまだ悔しい思いをすることはあります。



それで、じゃぁどうしたらいいかなと考えている訳なんですが、今のところ案は2つです。


ひとつ目は、とりあえずその時に気持ちだけ伝えること。
何か言われて不快感や違和感を覚えた時、「うーん、上手く説明できないんだけど、そういう事言われるのは私は嫌かも。」、「ん、今の言葉なんか違和感ある。なんとなくだけど。」とか。

自分がそう感じた理由はなぜか分からなくても、自分を不快にさせている人っていうのは多分自覚がある人が殆どですから、とりあえずの気持ちを伝える事で、「あ、この人は嫌なこと嫌って言う人なんだな」と思って態度を改めてくれるかもしれません。

もし無自覚の場合でも、その人が自分の態度を改めるきっかけになるのでいいんじゃないかと思います。

実際私は「うわ、すごい意地悪なこと言ったね(笑)」と言うだけ言って次の会話にどんどん移すってことをよくやります。


そしてふたつ目は、整理がついたら後からでも伝えることです。
多分思った時に思ったこと言うのよりは勇気がいると思います。でも言わずじまいよりいい気がします。

「なんで自分はあの時あんな気持ちになったんだろう」と考えてみて、答えが出たら伝えるといいと思います。「少し話したいことがあるんだけど、15分だけ会えないかな(電話できないかな)」と言ってアポを取ってみるとか。

いざその時に言いたかったことがまとまらなくなるのを防ぐために、要点だけメモしておくと役に立つかもしれません。

これが上手くいくのかは分からないんですけど、そういう場面があったらやってみようと、今は一生懸命イメトレしてます。笑



上手くまとめられないんですが、以上です。
「死にたい」と言われたら、
「死んじゃダメだ」と言ってはいけない。

「死にたい」と言うのは、
その人のモヤモヤとか辛さとか悲しさとか
そういう感情が色々巡った結果、
口から出てくる言葉だと思うから。

否定せずに、その「死にたい」という
気持ちに向き合えるように
そっとしておくのがいいのかなと思う。


ただ「あなたが死んだら私は悲しい」
という言葉は唯一その人の心に
細い一本の光をさすんじゃないかと思う。