浴室 -46ページ目

後悔なんて

後からするもので

全力尽くすなんてどれ位の確率でできるものなの?

いつだってただ純粋に、貴方を愛していたかった

激しく誘って、淫らに微笑んで

わたしの詭弁なんてものともせずに、もっとわたしの奥まで

わたしを、壊してみせて

抱きしめてよ

その強い力で

息もできない位に

切なく甘く、わたしを握り潰して


腕の中で甘い夢を見せて

一瞬で良い、その顔をもう一度見せて

愛してる

悔しいのは

選択肢の無いわたし

死ねば良いのになんて本気で思うのにそれに従うわたし

二者択一所じゃない、択一なんてない

相手も偽りの優しさ、わたしも勿論そう

偽りと偽りを重ねて、所詮物のように扱われるわたし

金の前に平伏すわたしなんて、これっぽっちもプライドなんてないんじゃない?

嘲笑えば良いじゃない


心の中で何回殺そうが、わたしの勝手でしょ