浴室 -33ページ目

君の声が

聞きたかった


君、君、君


甘ったるくて舌ったらずな君の声


君が僕を好きであったとかそんなことは関係ない
問題は僕が君を好きだったか否かである


甘ったるくて舌ったらずな君の声、僕を包んだ手、腕、ぬくもり


君という存在が僕にとっては掛け替えのないものだった


そのままで居て欲しい


大丈夫だよ、僕の中で君は揺るぎない存在の中の一人になった


嫉妬することもないよ

ううん

人生は難しいですね

ちょっとしたバケーションのつもりが、気が付けば堕落して上手く回らなくなっていました

神様がいるかは知りませんが、どこかで誰かが見ているのかもしれませんね

どうしましょう

ねぇ

あの日を覚えてる?

ねぇ、あの日はまだ、色褪せてない?

数多の手の中からあなたの手をひいたわたしのあの日は

まだ、ここにあるよ