悪い癖 | 浴室

悪い癖

誰がなんといおうとわたしはわたしの決めたことはやめたくない


逃げ道を潰すことでわたしは今ままで戦ってきたけれど


ううん、それしか戦う方法を知らなかった



何かを守りたいなら何かを犠牲にすることが当たり前で


そんなマゾヒスティックな快感に酔っていた



心の平穏が欲しいと言いながらも


その平穏にいつまでも、生ぬるい感覚にいつまでも


浸ろうとするわたしは


やっぱりそうじゃなきゃ生きられないのかもしれない



一番大切なものあげるから、一番欲しいもの、頂戴?


って



でもわたしの欲しいものはわたしの手で努力すれば手に入るものだけれども


わたしの一番大切なものは、わたしがどんなに努力しても


わたしだけの力じゃどうにもならない



それを捨てたら、もう二度と戻ってこないと思う



でもそんな後悔したら、わたし、どうできる?




又おんなじところをぐるぐる回り始める



何か思い通りにいかないことがあると他人のせいにする、わたしの悪い癖



判ってるんだったら、そうやれよ



タイムリミットはあるんだから