わたしが愛しているのは | 浴室

わたしが愛しているのは

わたしが愛しているのは



わたしが愛しているのは


お客様じゃなくて、わたしが愛しているのは彼だけ



なぜ彼がこんなに愛しいのにこんなことができるんだろう



仕事?仕事だからと割り切っている?



お客様に友人として彼の話をする誰も何も気づかない



わたしに好きになってほしいみたいだけど、わたしは好きになれない、どうしようもない


わたしにイって欲しいみたいだけれども、わたしはお客様じゃイけない、どうしようもない



むしろわたしのことなんて只の都合の良い女として扱って欲しい、只の遊びとして扱って欲しい


自分の快楽だけ求めて、わたしのことなんてどうでも良くて、何にもしなくて良いから


心までは欲しくない、わたしは結局お金が欲しいだけ



紳士的な態度、ひたむきな、本当にひたむきな、好意を向けられると


時々胸が痛む



寂しさを埋めたり、ある種の要望や願望を埋めるのがわたしの【仕事】


でもあまり仕事仕事と意識させてもいけないのだけれども



わたしの都合の良いところだけ好きになってください、遊びは遊びとして割り切ってください


そちらの方がわたしは楽です



それにわたしはまだまだそんな好意を無にできる程、鈍感な感性の持ち主ではありません