わたし
わたし、なんで傷つけられたいのか判った
わたし、たぶん泣きたいんだと思う
わたし、たぶんなんだかよく判らないけれども傷ついてるんだと思う
ひどく傷ついたんだと思う
認めたくない、そんな、自分がかわいそうな子なんて
認めたくない、そんな、自分がかわいそうな子なんて
なんでこんな気持ちになるの
こんな気持ちにならないようにいつもいつでもあのときから
苦痛を自分に常に、負荷を自分に常にかけて
悲しみや苦痛に対して鈍感になる訓練をしてきたじゃない
楽しもうとしてきたじゃないなんでできないの
貯金の金額や万札を見て、なんて喜べないの
自分で自分の身を養いたいとか言いながらなんでわたしは結局誰かに寄生しているの
矛盾ばっかり矛盾ばっかり矛盾ばっかり矛盾ばっかり
わたしはこれだけの自己矛盾を抱えながら何がしたいの
どうしようもなく出てくるこの残酷なわたしや独りよがりのわたしをどうすればコントロールできるの
わたしは何がしたいの何を望むの何が欲しいのわたしはわたしはわたしは
泣けたのは、きっと、彼の隣にいたから
今一人であの曲を聴いても泣けない
ねぇ、わたしを泣かせて