吉田沙保里、まさかの敗戦その気持ち | ≪恋愛ヴィジュアリゼータ≫あの人の気持ちを“見える化”

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一夜明けた吉田選手の出てるTVを観ていました。
そうするとよくある形かと思いますが、
ツイッターなどでつぶやかれた内容がTV画面に流れますよね。

その感想のあまりの貧弱ぶりに、
吉田選手の気持ちを書かずにいられなくなりました。。。

霊長類女子最強などと謳われ、
金があたり前という風潮の中、四連覇を期待されながら
一体どんだけのプレッシャーを感じているのだろう・・・
想像を絶するでしょうね。

金がとれなくて残念

誰もが金でないだけで残念と思わされるようなマスコミ報道・・・
ゴミの様な人達としか私には思えません。


ですがここまでは吉田選手の精神力の賜物。
3連覇時点までそのプレッシャーにも勝ち、金メダルを私たちに見せてくれました。

そして今回とれば4連覇という場面でした。
それを成し遂げた伊調選手よりも吉田選手のメダルの色の方が報道色が強い様に、
毎度毎度吉田選手だけと言ってよい位に注目が集まります。

これだけでも彼女が感じるプレッシャーは倍ですわ・・・

それに今回は誰も口にはしない新たなプレッシャーに皆様は気づいてますでしょうか?
少なくても冒頭のツイッターでつぶやいていた人達は
間違いなく気づいてないかと思います。。。


吉田選手より前に試合をし、金メダルをとった三人の選手がいました。
この中の一人でも銀であったり、銅であったりしたならば、
私は吉田選手は金をとっていたと感じてます。

そうですね。

金、金、金と続き、吉田選手の番となっていたのです。

その3つの金の中には、今回初めてのオリンピックで金メダルという選手も。

ますます、ますますに「金をとってあたり前」に
させられているのです。

もちろん先に金をとった後輩の皆さんが悪いのではありません。
ですが何故初めてのオリンピックに関わらず、金がとれていると思いますか?

「オリンピック3連覇・4連覇というレベルの人達と、
同じ練習メニューをこなして来ている」

という自信からですわ。

要は吉田選手・伊調選手が居なければ、その精神状態は保てないし、
矢面に立ち続けている吉田選手が今回初めての選手にも金メダルをとらせている
といってもよいレベルではないかと思うのです。

その仕事をもこなしながら、
金、金、金と来て、「私も金をとらなくちゃ・・・」と感じない選手は
いないでしょうね・・・


正に全てのプレッシャーの矢面に立たされてる上に、
さらに新たなプレッシャーがそこに発生しているのです。


それでも銀メダルですものね。
限りなくすごいです。普通の金以上の銀ですよ。


普通なら既に大分前からこのプレッシャーに簡単に押しつぶされてます。

それなのに「銀で残念・・」って感想や報道、
何のこっちゃと感じるわけです。


今回初めての選手にも金メダルをとらせているのは
吉田選手・伊調選手の今までの功績という強力なファクターがあることを
絶対に無視してはいけませんね。

強いて言えば、伊調選手ですら国民の期待というプレッシャーは
吉田選手がかなりの度合いで傘となり避けていられたという事実。

吉田選手が一心にそれを背負ってくれているという事実。
だからこそ、他の選手が伸び伸びと試合ができるんだという事実。

それは他の選手は
「自分が勝てば自分にも話題は集まるし、負けても話題は吉田選手に集まる」
という傘になってくれているということ。

ここなんですわ。

逆に吉田選手は
今現在の報道からも分かる通り、それを一心に受けているので、
勝って当たり前・負ければ集中視線ということになっているのですね。。。


もう少しだけでいい・・・
報道陣や国民が彼女のプレッシャーを減らす努力をできてたらなと思うんですわ。