お客様の中には、中間管理職の方や、教師の方もおいでです。
その中でとても多いご相談がこの
「人に動いてもらう」
ということです。
人が動く動機には、その三大要素がございます。
それは、【義務】【恐怖】【欲望】です。
人にすんなり動いてもらいたい場合は、まずこれをしっかり理解することが
肝要かと思います。
義務は皆様もすぐ分かると思うのですが、
普通にお勤めの方は、ほとんどがこれに当てはまるのが実情です。
職場に赴くという行為に対して、それは義務で行っている場合が多いです。
中には恐怖がそれを行わせていることもあるようです。
行かないとかなりやばいことになるとか、
子供の場合は、学校に行かないとこっぴどく怒られるとかです。
欲望は簡単ですね。
やりたいからやるのです。
そのどれかで、人は行動を興します。
しかもこれは重要なのですが、上記の三つの要素の間には、
“<”が入ります。
それぞれの動機が、そのまま行動力の強さになるのですね。
【義務】<【恐怖】<【欲望】
の形で行動力が発揮されてます。
表現を変えてみますと、
【やらなきゃならない】<【やらなきゃこわい】<【やりたい】
となりましょうか。
蛇足ですが一つ興味深いのは、やらなきゃならないに頼るより、
やらなきゃこわいのスパルタの方が行動力は増すことですね。
それよりも上をいき、一番身になるのは当然「やりたい」です。
やりたいことは放っておいてもやります。
つまり人にすんなり動いて欲しいなら、また自分のモチベーションを高く保つには、
何かしらの形で、この「やりたい」に動機をシフトさせることが
とても重要です。またこの動機を与えることです。
それではどうすれば、そういった気持になるのでしょうか?
それは
「その人または自分の得意技を、
より多く出せる環境にすること」
です。
どんな人でも、自分の得意技が評価されているときは
とても楽しいし、ワクワクします。
他人から見ると行き過ぎていても、本人は努力してるとも感じないし、
そんなときの時間はとても速い訳です。
だから、知らない間に楽しみながら、そのことをやり続けてるんですね。
それはそれは上達もしますし、当然のことながら光ってもきます。
その人、またはあなたはどんなときにワクワク楽しく、
時間を忘れるほど没頭してますでしょうか?
これを大事にしながら、一度考えてみることがオススメ。
自分はどんな【道具】で、どんな【性格】で、
だからどんな風に自分を使えば、最高の結果が出せて、
心も最高に満足するのか?
それが正しかったとき、間違いなくあなたは輝きだしますし、
自ら進んでその行動をとっているからです^^