横隔膜呼吸法ってTVでよくやってますが、どんな呼吸法なの? | さくらんぼ東根駅から車で1分 東根市内で整体院をお探しなら「よくなる整体院東根」へ

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みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^) 


 

最近 「胸腹式呼吸」をお伝えしている最中、

 

横隔膜呼吸ってTVでやってましたけど、

 どんなやり方なんですか?脇腹を膨らませるって言ってたけど…」

 

とあるお客さんに尋ねられました。

 

 

正直、初めて聞いたもので「知らないですねぇ~」と言いつつ、

 

早速調べてみました。

 

 

どうやら【胸式呼吸】 と 【腹式呼吸】 を同時に行う!というものですね。

 

私の感覚からすると、深呼吸がそれに該当します。

 

ただ単に息を目いっぱい吸う!これだけ。

 

 

 

 

横隔膜呼吸って普通の呼吸を大きく行うだけのもの。

 

本来は【胸式呼吸】 と 【腹式呼吸】 って同時に行われていますが、

 

男性は腹式呼吸の割合が多く、女性は胸式呼吸の割合が多いと言われていますが、

 

人によって、どちらかの割合が多くなっているだけで、両方の呼吸法が同時に行われています。

 

 

当然、たくさんの酸素を取り込むことができるし、自律神経のバランス調整にもいいものの、

 

胸式MAX + 腹式MAX といった呼吸をできる方は、当店に来ている人では半分もいません。

 

 

 

なぜなら・・・

 

普段の姿勢が悪く、またデスクワーク中心で肋骨・胸椎がほとんど動かなくなっているからです。

 

胸をサラシでぎっちり巻いてしまったら、お腹を動かす腹式呼吸しかできなくなりますよね、

 

そんな感じで呼吸してる方が多いんです。

 

それに加えて、大きく息を吸う時には腰骨、腰椎も反る必要がありますが、

 

普段の姿勢が悪ければ、腰椎も固まって動きが渋くなっています。

 

 

要は背骨全体と肋骨が固まっている訳ですから、

 

腹式呼吸はできても、胸式呼吸ができないし、やり方も分からなくなっている方が多いんです。

 

多少は胸式呼吸もできてはいますが、超腹式呼吸寄りって事です。

 

 

 

 

ですから私は、胸式呼吸寄りの呼吸法を最初は推奨します。

 

まずは肋骨を持ち上げつつ、肋骨の間が広がるように息を吸ってもらいます。

 この間、お腹は膨らませません。

 

②①を何度か繰り返しながら、肋骨の1~5番ぐらいまでを特に意識して息を吸うように伝えます。

 目いっぱい息を吸った後、さらにもう一息吸ってもらうと、1~5番の肋骨が広がる感覚です。

 このとき腰椎には生理的湾曲が発生し、しっかりと腰を反らすことができるようになります。

 

③①と②の感覚が分かってきたら、次は息を吐く練習。

 目いっぱい持ち上げた肋骨を、息を吐く時に下げてしまってはモッタイナイ!

 腹腔を狭めてしまいます。

 ですから吸気時に持ち上がった肋骨はそのままキープし、

 左右の肋骨を真ん中に寄せる気持ちで腹筋を使って息を吐いていきます。

 胴回りが一回り縮む感じですね。

 

これで「胸腹式呼吸」ができるようになります。

 

肋骨と胸椎、腰椎を柔軟に動かせるようになります。

 

 

 

ここまでできるようになると、結果的に、

 

胸式で息を吸いつつ、もっと息を吸おうとすれば、腹式でも息を吸うようになります。

 

結果的にこれが、横隔膜呼吸という状態になるわけです。

 

胸腹式呼吸を伝えていると、胸も膨らんで、お腹も膨らむ方は時々いますからね~

 

 

横隔膜呼吸にチャレンジしてもうまくできない方は、

 

まずは肋骨や背骨を動かす練習をしてみるといいと思いますよ♪