みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
「体の柔らかさ」 というフレーズだけ聞けば、
柔軟体操をしているシーンで、どれぐらい柔らかいか?
と想像しがちでしょうね。
そう言いつつ、私もそのイメージしか湧きませんが、
ずるい返しをすれば、
「靭帯ってどれぐらい柔らかいの?」
「硬膜ってどれぐらい柔らかいの?」
「神経ってどれぐらい柔らかいの?」
と体の部位ごとにも硬さってかなり違ってきます。
【靭帯】 は骨と骨を繋ぎとめておき関節を構成するものでもあり、
関節の可動域を決めているコラーゲンの繊維の束です。
その為、超丈夫。そしてわずかに弾性があります。
ただ、張力をかければ徐々に伸びていくものでもあり、ストレッチが進められる理由はここにあります。
【硬膜】 は脳と脊髄をつつんでいる髄膜(硬膜・くも膜・軟膜を言う)の一番外側の膜。
脳を守る最終防衛線なので、繊維質の厚い(1mmほど)膜で、非常に強い膜。
【神経線維】 柔らかくて切れる物ではない。細い繊維がつながってできている。
体の動きの合わせて伸縮する程度には柔軟性がある。
「先生、こでぇ痛っだくて、神経でも切っだんべが!?」
なんて仰るかたがいますが、切れたりはしません。(笑)
ちなみに坐骨神経はペン軸~親指ほどの太さがあると、いろんな記述がありますが、
とにかく体の中で一番太く、一番長い神経です。
実は脊髄は、この坐骨神経よりも太さも長さも劣るんですねぇ。
脊髄の方が重要で丈夫そうなイメージかもしれませんが、意外でしょ?
こんなふうに、体の各組織でも固さっていろいろ。
筋肉や関節(靭帯)の固さだけイメージしてる方が多いかもしれませんね。
とりあえず、ストレッチはゆっくりゆっくりやった方が効果的です!