みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
毎朝ラジオを聴きながら通勤しています。
ちょうど「武田鉄矢・今朝の三枚おろし」という番組の時間帯に当たります。
最近は武田鉄矢さんが読んだ本を紹介しています。
その中で興味深い内容があったのでご紹介します。
「心を操る寄生生物」という本の内容の紹介がされていました。
作者はサイエンスライターで、この分野(神経寄生生物学)の先端科学者たちに取材をし、
ウイルス、細菌、原虫、寄生虫といった、いわゆる寄生生物は人体にいろんな影響を及ぼす!
が、それと同時に「精神にも大きく影響している!」という説を紹介しています。
仮説の段階ですけどね。でも近年研究が進んでいるようです。
「腸は第2の脳」なんても言われていますが、
腸内環境(微生物の比率)が大切だとよく聞くと思います。
腸内環境でも精神疾患や暴力傾向が変わるという説はいくらでもあります。
近年では、腸内フローラが精神面に影響していると唱える学者さんが増えています。
他にも、「トキソプラズマ」という原虫の名前を聞いたことありますか?
ネズミ→猫→人間 と感染していくといわれ、全人類の30%の脳にトキソプラズマが感染しているそうな。
すると恐怖心や注意力が薄れ、交通事故に遭いやすくなるようです。
別件ですが、カマキリなどの昆虫の体内に寄生する「ハリガネムシ」という寄生虫がいますが、
水中でしか繁殖できません。
水中で繁殖し、水中昆虫に取り込まれ、それが羽化し陸にとび、カマキリに捕食されると、
カマキリの体内で成長し、脳をコントロールして、本来近づかない水に飛び込ませ、
そのすきに宿主から脱出し、交尾を行うといいます。
カマキリがコントロールされてしまっているんですね。最初聞いたときはびっくりしました。
また鶴岡にある慶応義塾大学の「先端生命科学研究所」の博士課程の学生さん曰く
通常のマウスはテーブルの上にのせると、端まで行き下を確認すれば戻ってきますが、
腸内の微生物をゼロにしたマウスは、100%テーブルの端から落ちてしまうそうです。
ここから「腸内の微生物は、生物の行動や感情にも影響を与えているのではないか!?」
と研究をしているお話でした。
武田鉄矢さんのラジオを聴きながら、この学生さんの話を思い出し、
お客さんと北朝鮮のミサイルの話題になったとき伝えたら、
「北朝鮮の上層部の人たち、腸内環境整えてあげれば、もう少し大人しくなるんじゃないの?」
とお客さんは笑っていました。(苦笑)
まぁしかし、飲んだ次の日は体調だけでなく気分も最悪になりますから、
私はこの寄生生物が人間に影響を与えるという説を支持します。
腸内の微生物たちと上手に付き合えるよう、食べ物には気を付けたいと思わせる内容ですね。(笑)