みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
とあるお客さんから聞いたお話。
その方のお孫さん(5歳)は耳掃除が大好き!
ママに、こちょこちょと耳掃除をしてもらうのがたまらなく幸せ!
そんな耳掃除大好きな男の子が、
あるとき「ママの耳もやってあげる!」と言って聞かなかったので、
ママさん(お嫁さん)がやってもらったところ、
耳かきを奥までズボッと差し込んでしまいました。
「ギャー!」というママの叫び声を聞いてびっくりして部屋に行ってみると、
ママが立てなくなっていて、救急車を呼んだとの事。
病院で診てもらった結果、
鼓膜が破れ、奥の【耳小骨】が折れてしまったので、手術をしました。
1週間だったか10日だったか、ずいぶん寝たきりだったそうです。
起き上がろうとすると、グラングラン目まいと吐き気がして動けなかったとのこと。
その後は順調に回復したそうで、良かったです。
という事を聞いて、私なりにも勉強していましたが、
先日、法医解剖学の権威「三沢章吾先生」からも教えていただいた事があるので、
耳の仕組みをお伝えしておきます。
耳ってかなり複雑な構造をしています。
細かい所までご紹介すると、訳が分からなくなると思いますので、触りだけ。
まずは見たことがあるかもしれませんが、
外耳、鼓膜、耳小骨、三半規管 ぐらいはご存知ではないでしょうか?
この鼓膜で音をキャッチした後は、
次の3つの耳小骨を【骨振動】で順に伝えていきます。
※ちなみに鼓膜が破れていても多少は骨振動で音はキャッチできます。
最後のアブミ骨に伝わった振動が、前庭官を満たしたリンパ液に伝わって
蝸牛(その一部が三半規管)に到達します。
蝸牛に接続している神経を通って、脳に信号が伝わって音を感知しているんですねぇ。
こんな複雑な構造してるなんて、、、人間ってほんと良くできています。
ちなみに【耳小骨】のそれぞれの3つの骨は、
米粒かその半分ぐらいの大きさだというから驚きです。
最初に紹介した、耳かきを刺されてしまったママさん。
その骨を元に戻す手術をしたというから、
お医者さんのすごさが分かります。
人体もすごいけど、それを治すドクターもほんと凄いですわ~!