みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
唐突ですが、健康診断が多いのは5月と9月といわれています。
すると結果が出るのは6月ごろの方も多いのではないでしょうか?
そして、健康診断で気になる項目のひとつが 『コレステロール!』
よく 「悪玉コレステロール」 と 「善玉コレステロール」 とが多いとか少ないとかって話になりますね。
ここで、コレステロールとは何ぞや!
こんなことは今やGoogle先生に聞けばたいていのことは分かるんですが、
私が解剖学の権威に聞いてきたことを、
私の備忘録がてら、まとめつつ、皆さんにもお伝えしたいと思います。
【コレステロールの役割】
まず、コレステロール自体は中性脂肪ですので、水に溶けません。
ですから、リポ蛋白というものと合体して、水に溶けやすい状態になって、
血中に入り込みます。
1.ひとの体にある60兆もの細胞の膜の材料になります。必要な成分ですね。
2.副腎皮質ホルモン、性ホルモンの材料になります。やっぱり必要な成分です。
ストレスを受けたとき、水分調整が必要なときに分泌されるものです。
3.胆汁酸(消化液)の材料になります。脂肪の消化、吸収を助けてくれます。
といろんな役割があるんです。
【悪玉と善玉の違いってなに?】
●悪玉コレステロールはLDL(low density lipoprotein cholesterol)
意味は、「低比重コレステロール」という意味。分子の比重が低いんですね。
「リボ蛋白と結合しているLDL」は全身にコレステロールを供給する役割を担っています。コレステロールは身体に必要なものなので、これ自体は悪いことではありません。
しかしLDLが多くなりすぎると、体内で酸化し、動脈内側に蓄積してしまいます。その結果血流の悪化や血栓の原因になります。
そこに含まれているLDLが悪玉コレステロールと言われるゆえんです。
●善玉コレステロールはHDL(high density lipoprotein cholesterol)
意味は、「高比重コレステロール」という意味。分子の比重が重いんですね。
「リボ蛋白と結合しているHDL」はコレステロールを血管から除去するので、動脈硬化を防止することができます。
そこに含まれているHDLが善玉コレステロールと言われるゆえんです。
「悪玉コレステロール」 と 「善玉コレステロール」 も
実は身体に必要なんだと理解できますよね。
ただ過ぎたるは猶及ばざるが如しで、
少なくてはいけませんが、多すぎてもダメってだけですね。
この飽食の時代、少ない人はあまりいないようですが、
摂取しすぎて、数字が跳ね上がって悩んでいる方が多いのは事実でしょうね。
次回はこのコレステロールを減少させる方法をお伝えします。