みなさん、こんにちは
山形県東根市のマッサージ・整体なら 【よくなる整体院東根】
代表の菅井広孝です。(^-^)
人間、両足で立った状態では、人間の上半身(体重の2/3)を支えていて、
片方の股関節だけだと体重の1/3を支えています。
片足立ちだと、単純に考えれば体重の2/3の重さがかかりそうなものですが、
実際には股関節の形状から体重の3.3倍の重さがかかると言われています。
その分、股関節は
「腸骨大腿靭帯」「坐骨大腿靭帯」「恥骨大腿靭帯」「大腿骨頭靭帯」といった、
かなり強力な靭帯で覆われて安定できています。
そして股関節を覆う関節包の中には高濃度ヒアルロン酸を含む「滑液」で満たされています。
皆さんが「関節の油切れちゃって痛いのよぉ~」 と言っている【油=滑液】のことです。
この「滑液」があることで、股関節のものすごい滑らかさを作り出しています。
アイススケートでは、鉄と氷の摩擦係数は0.03と言われています。
この摩擦係数は数字が小さいほど滑るという意味。
そして股関節の摩擦係数は0.009~0.015
スケートの倍は滑りやすい関節なんですね。
ちなみに膝関節の摩擦係数は0.002
さらに滑りやすく、スケートの10~15倍すべりやすい関節なんです。
こうやって考えると、人間の身体って良くできてますよね。