整体・マッサージなら山形のよくなる整体院東根
院長の菅井広孝です。(^-^)
昨日の山形新聞の記事に、
擬音語、擬態語についての記事がありました。
患者さんが、痛みの感覚を言葉に出した場合、
その言葉を受け取った側(医者なり、整体師なり)が、
どう受け取るかという問題があります。
患者さんの感覚と、私達が受け取って理解しようとしている感覚が
一致していれば問題ありませんが、
違う理解をして、まちがった処置をしてしまう事は往々にしてあります。
例えば、「頭がすっごく思い感じで痛いんです。」
と言われるより、
「頭がズキンズキンと脈打つみたいに痛いんです。」
と擬音語を使った方がニュアンスが伝わりやすくなります。
これは整体学校でよく教わった方法なんですが、
なるべく擬音語で表現してもらいなさい!と言われていました。
ガンガン痛い→もやっと痛い
となれば言葉の違いで軽減したのが分かりやすいからですね。
なるべく、この擬音語を確認して、カルテに書いておきます。
書いた物も患者さんに見てもらい、お互いの共通認識としておきます。
施術後、「もやっと痛い」という表現になれば、
最初にカルテに書いた「ガンガン痛い」よりも軽減しましたね。
とお互いに確認することができます。
そうでないと、10の痛みが0にならない限り、
10の痛みも、3の痛みも同じように「痛い!」
としか考えない方もいるんですね。
変化を実感していただくことも大切です。
変化がなければ、違う処置をしなければならないからです。
見方によっては曖昧な表現でもあるんですが、
擬音語も適切に使えば、とっても効果的だと思います。
長島監督も擬音語のオンパレードだったようですね。
「もっとバーンと腰をひねって!」
と指導されると、理屈じゃなく、ニュアンスで伝わる部分もあって、
それが愛された原因の一つじゃないのかな?
なんて文章を書きながら考えていました。
話は飛びましたが、
どんどん擬音語を使って痛みや苦しさを説明してもらって結構ですよ!
というお話でした。