山形県東根市の頭痛・肩こり・股関節痛が得意な整体師
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
動物の生態や骨格の構造は、
食と性
のためにあります。
その動物個体を維持するために餌を求め、
種の保存のために異性を求めて行動します。
そして自然環境に適応して生態や骨格をつくり変えながら、
より合理的な行動を行おうとします。
動物の骨格はそれぞれが独創的で、
生息環境に適応・進化した様々な特徴があります。
動物の骨格の多様性は「頭蓋骨」に特に見られます。
しかし共通性をもつ骨格が「脊椎骨」と「脊柱」です。
どんな動物も例外はあるものの、頚椎は7つです。
そして頚椎1番と頭蓋骨の接続部、
これは頭部を動かし、外部を見渡すため良く動くように、
2箇所の後頭顆という部分で接しています。
いろんな哺乳類の頭蓋にはそれぞれ特徴があります。
まずは、イルカなどの哺乳類

脊髄が通るための孔、大後頭孔が頭部の真後ろについていて、
水中で頭部を支える必要がないためか、
頚椎は薄いのが特徴。
四速歩行の哺乳類

大後頭孔はナナメ後ろにあり、
頭部を支えるために強力な筋肉が付着するため、
頚椎、とくにC2の極突起は大きくなっている。
二足歩行の霊長類の

垂直又はそれに近い状態で生活するため、
大後頭孔は頭蓋底の中央近くにあり、
四肢動物のように思い頭部を支える筋力もさほど必要ないことから、
頚椎の棘突起は小さめ。
こうやって、それぞれの動物の頚椎や頭蓋を観察すると、
環境や生態に合わせた形をしていることが分り、
私的には非常に面白いです。
もっと他の動物の骨格も見てみたいですね。(°∀°)b