山形県東根市の頭痛・肩こり・股関節痛が得意な整体師
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
今日は
部活やスポ少を頑張っている発育期の子供(特に少年)
に起こりやすいオスグッド・シュラッター病(症候群)
についてです。
オスグッド・シュラッター病(症候群)は
脛骨粗面(膝のお皿の下の骨)が盛り上がったり
圧痛(押すと痛い)のが特徴で、
腫れたり熱を持つときもあります。
休んでいると痛みは無くなりますが、スポーツを始めると痛みが再発します。
そんな事もあり、他人から見たらあまり痛くなさそうと思われますが、
本人からすればかなり痛いのに理解してもらえないのもある意味特徴的です。
診断は先ほどの各種症状と脛骨粗面の圧痛や隆起で判断される場合もありますが、
レントゲン検査で確定となります。
整形外科で診断され、当院に来たお子さんでは、
サッカー、長距離走、ソフトテニス、卓球、バスケットボール、剣道
などをやっていました。(他にもあったような気もしますが・・・)
一般的には
ジャンプや膝の曲げ伸ばしを激しく繰り返すようなスポーツで発生します。
膝を伸ばすという運動を繰り返す事で、
太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)が膝のお皿を引っ張り、
さらに膝のお皿から下に伸びている靭帯が引っ張られ、
その靭帯が骨の付着部をひっぱって、
成長軟骨部が剥離することで生じます。

基本的に運動を休んでいれば症状は改善しますが、
数か月休まなければならないこともあり、
部活やスポ少を頑張っている子にとって、
休むという行為自体がコーチや仲間の手前、中々できない事もあります。
実際、歩くのもままならない程の痛みでも、
部活は痛みを堪えて必死にやっているお子さんもいました。
お母さんが休むように言っても聞く耳を持たないので、
半ば諦めているようでした。
あまり痛みが激しい場合は、
本人以外の保護者やコーチと相談しながら治療していく事が大事になってきます。
当院での施術としては、
大腿四頭筋やハムストリングスを緩め、
股関節を含む骨盤の調整も行います。
これでも改善がみられない場合は、
膝関節のズレを調整していきます。
そうする事で、
痛みをコントロールしながら、
運動しながらでも調整していく事は可能になっていきます。
ただ、基本的には
一旦、運動はしばらくお休みしながらの施術となります。
お子さんたちは本当に痛くて何とかしたいんです。
でも大好きなスポーツもやりたいんです。
その両方の気持ちを叶えてあげたいですね。(^_^)