山形県東根市の頭痛・肩こり・股関節痛が得意な整体師
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
よく、夕方になると脚がむくみます。
と言われることがあります。
この原因は何でしょうか?

それは、細胞間の間質リンパ液が脚で増えるためです
血管には半透膜と呼ばれる小さな穴があり、
酸素や栄養素を含んだ水分が動脈から染み出て、
細胞に必要なものが運ばれています。
細胞は酸素や栄養を取り込み、
老廃物や二酸化炭素を含む間質リンパ液を
今度は静脈の方へ染み出していきます。
この一連の流れ、働きが安定していればいいんですが、
むくむ方はこのバランスが崩れて、
間質リンパ液の量が異常に増てしまった状態です。
つまりは、動脈から染み出る間質リンパ液が多くなったり、
吸収される間質リンパ液が少なくなってしまうことが原因です。
これは脚をずっと動かさなかったり、
立ち仕事や座り仕事など、同じ姿勢を続けた場合にむくみが起こります。
心臓から押し出された血液は動脈内では圧力が強く、
動脈の末梢部では35mmHgと言われています。
しかし静脈は15mmHgと圧力が弱く、
さらに重力の影響が大きく出るため、
心臓に血流を戻すためのポンプ機能がないと血流が滞り、
静脈へ間質リンパ液が染み出せなくなって、
むくみが発生してしまうのです。
この心臓に血流を戻すためのポンプ機能こそが
筋肉なんです。
筋肉が動く事によって、静脈で心臓へ血液を戻す働きとなります。
つまりは、とにかく同じ姿勢を続けないようにして、
時々動いてあげることです。
つま先立ちを繰り返したり、足首を回したりだったらできませんか?
また他の原因としては
塩分を摂りすぎることで、動脈から間質リンパ液が余分に染み出てしまいますから、
塩分を控えめにすることも効果的です。
ただ、むくみには重大な病気の可能性も含まれているため、
単なるむくみではなく、
顔や手のむくみや、急激なむくみの場合は、
きちんと医師に相談して下さいね。