山形県東根市の頭痛・肩こり・股関節痛が得意な整体師
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
来院される患者さんに
「この痛みって、かばんの持ち方関係ありますか?」
と質問される事があります。
確かに、異常なほど重いかばんを持っている女性も稀にいます。
中にはガジェット好きで、
パソコン、デジカメ、iPad、スマートフォンなど
いろんな機器が手放せない女性もいると聞きます。
そりゃ重くなっちゃいますよね。(;^_^A
そうでなくとも、化粧品やらお財布、携帯に手帳、
ペットボトルやお菓子まで入ってる方もいます。
男性であれば「荷物は少なければ少ないほどいい!」
という方が大半でしょうが、
ビジネスマンだと、ものすごい量の書類を持ち運ぶ方もいますね。

実際に、重いかばんを常に持ち運ぶことで、
姿勢や動作に影響が出て、体の不調へ繋がる事も考えられます。
例えば・・・
首
バランスを取ろうとして、首はかばんを持つ方とは逆に傾きます。
かばんを持っている方の首の筋肉には緊張が入り、
反対側の筋肉は縮みます。
これが首痛の原因となる場合があります。
肩周り
かばんを持った肩は、上に持ち上げて、
なおかつ後ろに引っ張られてしまいます。(疲れると猫背になる方もいますが)
この姿勢が続くことで、肩周りの筋肉に慢性的な緊張を与え、
背骨が曲がり、肩の位置がずれる事になります。
またその姿勢が、椎間板変性や椎間板ヘルニアの原因としても考えられます
腕
腕をふって歩く事で、バランスを取っていますが、
手や肘にかばんを持って歩く時には、腕を振れませんね。
そのため、バランスが取れずに不安定となり、前に進むのに、
余分な筋力を使います。
また腕に慢性的にかばんの負荷がかかると、神経障害による痛みが出る事が言われています。
腰
重心を取るために、背骨が曲がり、
これが慢性化すれば腰痛に繋がるのは明らかです。
かばんの重さ&かばんを持ち続ける時間
によってもその影響は大きく出てきます。
股関節
バランスを取るため、かばんとは反対の脚に重心がかかり
(かばんの重さ、形によっては逆の場合もあります)
重心を取るほうの股関節は後方転移(内側に捻れてくる)
となり、股関節周りの筋肉に負担がかかります。
鼠経部や臀部痛に繋がる恐れがあります。
以上いろいろと書いてきましたが、
「じゃあ、どうやって持てばいいの?」
という質問にお答えするなら、
・ある程度の時間で区切って、左右交互にかばんを持つ。
・かばんの紐をなるべく短くして体に密着すれば、動きにくくなり体の負担が減らせます。
・かばんの紐が広いものだと、肩への負担を分散できます。
・肩に力を入れずにダランと持つのは避ける。また肩の端っこのかばん紐を掛けない。
・リュックサックやウェストポーチで、左右均等に荷重がかかるようにするのも一つの
これくらいなら、簡単なので
ぜひお試しあれ!(°∀°)b