みなさん、こんにちは
山形県東根市の安全・安心・無痛と評判の整体院
【よくなる整体院東根】
院長の菅井広孝です。(^-^)
ネットで理論武装した患者が「勉強不足だ!」と医者を罵倒
何らかの症状で病院を受診する患者の数は、1日平均約141万人(2010年・厚労省調査)。高齢化も進..........≪続きを読む≫
TVでいろんな健康番組が放送されて、
視聴者の不安を煽るような内容も多々あります。
実際、来院された患者さんでも
「不安になるから、ああゆうTV見ない事にしてるの!」
という方も時々いらっしゃいます。
ただ体の不調を持った方は
ご自身の体に興味をもったり、
心配して回復するための方法を調べたり、
医療機関にかかる事は大切な事です。
さて、いろいろ調べる事は悪いことではありませんが、
情報過多で思い込んでしまうのも危険だとは思います。
なぜなら、思い込みによって、
適切であるはずのDrのアドバイスを聞き入れなくなってしまい、
自己判断で治療を中断したり、
薬の量を変えてしまう事も考えられます。
それが医者の勉強不足だと判断して・・・
結果、症状が改善せず、
あっちこっち医者を変えて渡り歩き、
ただの悪循環位になってしまう方もいます。
どこに行っても良くならない・・・というタイプです。
少し時間がかかる症状の場合もありますので、
しばらく信じて通院してみる事も必要だと思います。
(いくら通っても良くならない場合はその限りではありませんが・・・)
ただし・・・
そんな渡り鳥タイプの患者さんがいるのは、
医療側(整体院などの民間療法も含めて)にも問題があります。
散々通院しても治療結果が思わしくない場合は仕方ありませんが、
Drが横柄だったり、説明不足で、
患者さんが納得していない、不信を持たれてしまっている・・・
そんな場合は誰だって掛かり付け医を変えたいと思いますよね。
私の整体の学校では、よく
「説得ではなく、納得!」と言われてきました。
人に押し付けられたという感覚になる説得でなく、
ある程度の情報を提供し、患者さん本人が判断できる状態が大事です。
納得して頂ければ、
ある程度の期間がかかる症状だとか、
治療方針についてご理解いただけると思います。
そして実際、
患者さんの知識も相当なものである事も事実です。
当院にいらっしゃる方で、
非常に珍しい症状の方も時折いますが、
そんなレアケースだと、もちろん私も知識はありません。
でも患者さんはその症状に関してのみ、
非常に深いところまで調べてきていますので、
逆に患者さんの方が知っている。なんて事もあります。
よくある症状だと、そんな事はほとんどありませんが、
しかしまぁ、よく知ってるなぁ~と感心することは結構あるんです。
インターネットが発達してきてからは、
以前に比べて、医療関係者と患者さんの知識格差が縮まってきているのは
間違いないのではないでしょうか?
それに伴って患者さんが医療に求めるものも大きくなりましたし、
医療従事者(療術家も含め)ももっと勉強しなければならないと感じています。