昨夜は下諏訪のケアホームにいる母親と、東京の仕事場から駆けつけた弟と三人で家族会をした。

夕方6時から諏訪の家で酒盛りを始めた。

本マグロ赤身、島根の大マアジ、千葉のブリの刺身、マダラの昆布じめ、生シラスなどの他に、ソーキ煮、ムキタケと鶏の煮つけなどいろいろな惣菜を用意して、勝沼のワイナリーで醸されたできたてワインを飲んだ。

ボジョレー・ヌーボーは美味しいものに中々当たらないので最近は敬遠していたが、今回のは軽快で爽やかな若々しいワインだった。

メインは「温泉しゃぶしゃぶ」にしようとしたが、牛肉を出し忘れて結局いつもの「温泉湯豆腐」となってしまった。

用意しておいたムラソイの煮つけにもたどり着くことができなかった。

家族会なので当然のように思い出話が多くなる。

家族旅行や病気、受験などの出来事を話していても、母親はほとんど覚えていなかった。

二ヶ月前に母親に会いに諏訪に訪ねて来られた親戚の叔母さんのこともまったく記憶にないようだった。

少し侘しかった家族会。