二階の新しいまったりスペースで本を読んでいた。

目に映るものと言えば

心地よい活字と青い空と高窓で風に吹かれて惰眠を貪るミツエモン。

ここ数日来、私を悩ませていた神経性の下痢も少し収まり平和なひと時。


仰向けで読書をしている私の目の端に入る物体が。

ん?? っと思ったとたん

宙高く飛んだミツエモンが全体重を掛けて私のお腹に強制着陸。

まるでスローモーションを見ているようだった。

ギョエェェ~~~~~~~~  お腹が・・治りかけていた下痢が・・

これで、神経性下痢から物理的下痢に原因が一瞬で変わったではないか

いや・いや、悠長に下痢の分析などしている場合ではない。

激しく鼓動を打つ心臓 脂汗が滴る顔面 痙攣する下半身。

何とかトイレまで行かなければ。

早く行かねばと、早足で行こうとすると下半身に力が入らず漏れそうになる。

かといって、下半身に力を入れてユックリと行こうとすると我慢の限界が。

落ち着け 落ち着ついて考えよう。

家人に、大船に乗った積りで留守は任せろと言った手前

何が何でも留守番中にお漏らしをする訳にはいかない。

いい年をして留守番も満足に出来ないのかと怒られる 絶対に怒られる。

パンツは自分で選択しろと言われるのは間違いない。

三十秒ほど考えた結果スリ足で移動を思いつた。

これなら刺激が殆どなくて移動も早い(漏らす前に辿り着くはず)

何て良い考えって思いながらトイレに移動開始した途端

アゥ~・・・階段を下りなければいけない・・・・・・・・・

トイレは一階 ここは二階

汗を滴らせて、苦痛に顔面を歪めながら(たぶん、歪んでいたと思う)

後ろ向きになって階段の壁を伝いながら

決して、お漏らしはしてはならぬと自分を戒めながらソロリ・ソロリと。

階下では、空っぽの餌入れの前でミツエモンがニャア~~~っと餌の催促。

オマエの餌なんか知るか~~と小声で(大声出すと漏れるからね)思いっきり喚いて

何とかトイレにたどり着いて間一髪事なきを得たのが一時間前。


他の家族には避けて着地するのに

何で私の体だけはクッション代わりにするのだろう?

何故、私にだけ遠慮がないのだろう??

トイレで用を足しながら考えてみたけど幾ら考えても分からん。

たぶん、ミツエモンの中の上下関係がそうさせるのだろう。

何はともあれ、今日は最悪の日になりそうな予感がする。

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しっとりツヤツヤのお肌になれてお気に入りです☆