【なぜあの人は運が強いのか (PHP文庫)/中谷 彰宏】エンターメントな商品を買おう。


靴ベラを使うお客さんこそが、礼儀作法をわきまえたお客さんとして扱われ、大事にしてもらえるのです。


これからの時代のお客さんは、どんなに役に立っても、それだけではその商品を買いません。「役立つ」「楽しくなる」「元気が出る」「ほっとする」「面白い」「うれしい」、こういう要素がないと、その商品を買いません。


時代の転換期に新しいものをつくっていかなくてはいけない時は、感激しやすい人、だまされやすい人が成功するのです。


アイデアがたくさん浮かぶ人間になろうという人にとっては、アイデアを考えることが楽しくないといけません。しんどいと思うのだったらやらないほうがいい。


あなたの落書きには、運があふれている。


同じ値段ならサービスのいいほう、同じサービスなら値段の安いほう、同じ値段、同じサービスなら便利なほうという大原則が生きてくるのです。


アンケートへのお礼が来ると味方になり、お礼が来ないと敵になる。


人生の目的は、お金儲けでもなく、出世でもなく、地位や名誉でもなく、恋人や愛人でもなく、長生きでもありません。運のやり取りをすることです。もっとも自分が価値があると思うものために、運を配分することです。