いろいろ微妙。ネタバレというか見ていないとわからない内容かも。少々辛口。




最終回を迎えたわけでございますが、はっきり言ってしまうと無難で綺麗な終わり方だよねーでした。ひねりも衝撃も無いけど毒も無い……
グダグダにならなくて良かった、と思うと同時に印象に残らない終わりかな、という感じでした。最後の二話がパターン通りにまとめすぎて、そこまでの話は良かったのに……と思ってしまったことも。
そのせいか逆に「うーん……これってどーなの?」みたいなツッコミどころが浮いてしまったようにも感じる箇所がままありました。常ならばツッコミどころは勢いで許す!ていうかあんま気にならない!……なんだけど、まとめすぎて違和感だけが浮いて、あれ?みたいな感じ。

で、個人的に最終回で気が付いたこと。
ノーマルカプが地雷になりました(泣)元から地雷だったのではなく、終盤にかけての一連の演出がどうも好きになれず最後に来て「あーダメだこりゃ」という決定打な感じでした。
私が一番嫌なのは最終的に男性的視点の都合良すぎる女性になってしまったこと。ヒロインだから危険からは遠ざける、詳しい話ももちろんしない(できない)男にしかわからない世界がある、だから何も言わないけどわかってるだろ、だから信じてどーんと構えていろ、女は港だ!……みたいな。
今どきアニメマンガゲームでもこんな古くさい男の理想ヒロインねえよ、とイラッとしてしまった。主人公ハーレムエロゲでも無い無い。
それだけヒロイン成長したんですよ、という演出なのもわかるがあまりにも都合良すぎ理想ヒロイン像でダメになりました。がっかり。
中盤ぐらいまでは一生懸命がすごく可愛くて、大好きだっただけに残念。

……と、某さんに愚痴ったら「特撮では(恋愛要素としては)マシな方なんだけど」と言われて、世界の違いを感じました(笑)はなから期待しなけりゃー確かに落ちることは無いですが。


とはいえ半年間楽しませてくれてありがとう、という気持ちいっぱいです。今までやってきたジャンルの中でも大切にしたい作品だと思います。
終わったことで二次創作も進められそうです、これからは引きこもりで話を書けたらなーと思います。