今日、理由あってじいちゃん家に行ってきた
電話や郵便物は時々あったが、直接会うのは久しぶりでした



俺「おーい、じーさん、生きてっかー?」

ジジイ「なんだ、孫か…、何しに来やがった」

俺「来やがったって…、別に、近くに来たから寄っただけだよ!久々に来たんだから、もっとテンション上がれよ!」

ジ「孫娘ならまだしも、お前じゃ上がるもんも上がらんよ NHKの集金のがまだ嬉しい」

俺「金取られんじゃん」

ジ「手間は取られん」

俺「面倒臭くて悪かったな!」

ジ「今、ばーさん居ないからヨーグルトくらいしか出せねーぞ」

俺「あ、ばあちゃん居ないん?てか、相変わらずヨーグルトばっか食ってんの?」

ジ「ビヒダスとブルガリアを交互に食べているから問題ない!」

俺「それを問題ないと思ってる時点でかなり問題あるよ…」

ジ「腐った人間には腐った牛乳が一番さ」

俺「製造者の名誉のためにも、そこは発酵って言ってやれよ…」



あ、こんな調子ですけど別に仲悪いんじゃないんですよ
お互い、素直じゃないんです


…そんで、しばらく話して、

俺「ほんじゃ、俺そろそろ行くわー」

ジ「なんだ、もう行くのか?」

俺「今日、学校あんだよ」

ジ「春休みじゃないのか?…あ、補講か!成績悪いから」

俺「ちげーよ」

ジ「やーい、補講の健太郎!」

俺「うるせーよ、違うつってんだろ!もう行くからな!」

ジ「まぁ待て、これでも受け取れ」

俺「何だよ?この封筒」

ジ「ジジイからの手紙だ ずっと渡そうと思っていたものだ 若い頃は色々悩んだり迷ったりするだろう… その時にこれが役に立つかもしれんし、立たないかもしれんが、とりあえず帰ったら読んでくれ」

俺「じいちゃん……」

ジ「あと、補講頑張れよ」ボソッ

俺「だから違うつってんだろ!じゃあな!精々、身体に気をつけろよ!」

ジ「おう!俺がボケたら、またおいで たっぷり迷惑かけてやっから!」



ヴェルタースオリジナルをくれるようなじいさんではないけど、今日だって色々相談乗ってもらったし、なんだかんだでやっぱりいいじいさんなんだと思います



…ちなみに、じいちゃんからもらった手紙にはデカデカと「アホ」と書かれていました
ムカついたので破り捨てておきました