「緑の毒」桐野夏生
★★★☆☆
妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。連続レイプ犯―
嫉妬や妄想、陰湿な欲をたっぷり含んだ一冊。
しかし、心の闇や、人の持つ毒を表現するのが巧い作家なのに、いまいち中途半端な仕上がりになってしまったような気がする。
登場人物それぞれの、人間臭さや泥臭さはあるのだが、ラストの展開が物足りない。
この展開だからこそリアルなのかもしれないが。
ストレスのせいなのか眠りが浅いため、上質な安眠を求めて枕をネットで探してました。
六角枕というのがかなり安眠できるらしく、今興味持ってます。(笑)ちょっと高いのがネックだけど、眠れるなら欲しい!