こんにちは週4パート薬剤師、抑肝散よくかんさんです
はい私は薬局で勤務しておりまして、近くの婦人科クリニックの処方箋もたくさんお受けいたします。その中でも特に処方の多い、
「月経困難症げっけいこんなんしょう」
用の薬について解説します
このお薬は私自身も、子宮内膜症と子宮筋腫があるので服用しております
月経困難症(げっけいこんなんしょう)は、
生理のときに強い痛みや不快な症状が出ることを指します。
生理痛が重い場合や、体がだるくなったり、吐き気や頭痛がすることがあります。
これが毎回続くと、生活に支障をきたすこともあります。
月経困難症には2種類あります。
●原発性月経困難症
特に体に病気がなくても、生理のときに痛みが出るタイプです。主に10代や20代に多く見られ、ホルモンの変動が原因です。
●続発性月経困難症
これは、子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)や子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)などの病気が原因で痛みが起こるタイプです。通常、年齢が上がるとともに見られます。
対策としては、温かい飲み物を飲んだり、体を温めたりすることが痛みを和らげる助けになります。また、市販の痛み止めも役立ちますが、痛みがひどい場合や生活に影響が出ている場合は、病院で相談することが大切です。
昔は「ピル🟰避妊」みたいなイメージがありましたが、
低容量ピルは排卵を抑えることで、子宮内膜の増殖を抑えて、それに伴って痛みの成分であるプロスタグランジンの発生を抑えます
排卵痛や、生理痛を抑える働きがありますし、
月経過多による貧血も予防できるのです
私、抑肝散よくかんさんは現在36歳
学生時代は、生理痛が重く、経血量もかなりやばかったです
しかし、周りの友達も、「生理痛キツいよね」と話していると、そうゆうものなのかなと、なっておりました。
私の親は生理の話はタブーでした。
初潮がきた時の母親の、あのオーラは怒られているのかと思ったくらいです。
それ以来、特に生理について聞かれることもなく、痛みや不調は大丈夫か?なども聞かれたことはありません。「そんな汚い話をしてくれるな」という無言の圧力がありました。
生理のメカニズムは詳しく学校の保健体育で習いませんでしたし、どこまでが正常でどこからが異常なとかすらもわかりませんでした。。
27歳のころに、左下腹部に痛みがひどくなり、婦人科で、「子宮内膜症性卵巣チョコレート嚢腫」の診断を受けました
普通は嚢腫、嚢胞が5㎝をこえると、捻転(ねんてん。ねじれて血管が壊死すること)を起こさないように手術するとのことですが、私の場合とっくに10㎝に腫れ上がっていました。
これが、生理痛を放置しすぎた結果です。
何度か、社会人になってから実家近くの婦人科には左下腹部の痛みで受診していたのですが、「開腹してみないとわからない」とか言われていましたので、そのままなんの対応もなく、、、(今となっては地元で有名なヤブ医者なんだとしりましたが)
最近は生理の貧困とやっとニュースで報道されるようになりました。
物理的にナプキンがないことも含め、
親を含む周りの人と、生理について気軽に話せない環境がないことも、貧困だとおもいます。
最近はどこまで学校で、生理について教えているのか不明ですが、私は娘には困ってほしくないので、しっかり生理についてもコミュニケーションをとっていきたいと思っています。