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はじめまして!
弥七楓香(やしち ふうか)と言います。看護師してます。数回の転職を経て現在クリニック勤務です。

看護師・保健師免許を持ちながら現場を離れて勤務した経験あり。病院や看護師の世界にこだわらずもっと看護師免許を持つ仲間が
幅広く活躍できる世の中になればと思い、
様々な情報を発信していきます
ニコニコ

学生時代の同期です。


入学時から「小児と産婦人科にだけは行きたくない。うるさいガキが苦手」と豪語していました。


(ちゃんと実習はクリアしてましたけどね)



彼女にはきちんとした志があり、


卒業後は「緩和ケア」がやりたいと

緩和で有名な病院に就職しました。




が、しかし

待ち受けていたのは

昭和な病院ショボーンショボーン


朝はまず看護師で環境整備と、

病棟の掃除から始まり、

そこから患者さんのケアをするので

帰りはいつも消灯近く・・・


同期はどんどん辞め、

長くいるスタッフは、というと


「プライベートを犠牲に、看護に人生を注いでいるみたい」

(彼女の表現そのままです)

なベテランばかり。


しかも、上司とは折り合いが悪く、

彼女は突発性難聴 顔面神経麻痺

になってしまいました。


久しぶりに会った彼女は顔色も悪く、

「とりあえず、今月で辞めて実家に帰る」と

話していました。


たぶんそれが看護師3年目の秋か冬。



それから、春が来て連絡してみると

「実は養護教諭を取ろうと思って、教育大の専攻科に通っているんだよね」と。



「えー!びっくりびっくりあなた子どもも高校生も嫌いじゃなかった?」


「うん。嫌い。でも看護師はもっと嫌い。」


聞くと、顔面神経麻痺は仕事をやめた途端、

良くなり、自分の生活を第一に考え、

夜勤のない看護職を考えた、と。



そういえば彼女のお母さんは中学の保健室の先生でした。

でも、お母さんも子ども嫌いと聞いています。



彼女は今は首都圏で養護教諭をしています。

子ども好きじゃないからこそ、

冷静に向き合えるみたいです。



こんな人生の選択もありかと思う今日この頃。







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