今日、明日は

大学入試共通テスト



今年は約49万人が受験するそうです





元旦の能登半島地震




TVニュースでは

石川県の高校生たちが

このテストに向けて

避難所の中でも

懸命に勉強している様子が映し出されていました





今日明日の本試験が受けられない子には

後日の追試験も可能と…



今回は特別措置で

金沢でも受けられるようですが

基本的には

京都か東京で行われているそうです







というニュースを見て…



おいおい

どうやって京都や東京まで行けと…


今回は金沢大学でも受けられるそうだけど

被災している子ども達

どうやって金沢まで行くの…




と思ってニュースを見ていると





「え⁉️

試験を受けるだけで

わざわざ東京まで来ないといけないの❓」



と息子、、、





東京生まれ東京育ちの息子には

田舎の不便さは

全く想像がつきません…





「そうだよ。お母さんの時だって共通テスト(当時は名前が違う)を受けるためには、まず前日に学校からみんなでチャーターバスに乗って金沢に行って、ホテルで2泊して試験を受けたんだよ。」



「え?共通テストを受けるのにも泊まるの?」



「だって、石川では共通テストを受けられるのは金沢大学しかないからね…

お母さんがいた七尾高校から金沢大学までだって2時間以上かかるんだよ。

しかもお母さんの実家は、家から最寄り駅まで約5km、そこを自分で自転車で行くか、雨の日や雪の日は車で送ってもらって駅まで行って、さらに最寄り駅から電車に乗って高校まで約1時間かかるからね…

入試のためには前泊からの2泊は当たり前なんだよ。。。


君達は恵まれてるんだよーーー

例えば算数オリンピックとかも全国大会は東京で行うから、決勝大会に出場する子はみんな各都道府県から飛行機とかに乗ってやってくるからね〜」



「そっかーーー

朝、電車に遅れちゃう!

とか言ってる場合じゃないんだねー」


と息子、、、






能登の田舎は本当に不便でした


この震災前からも…




私は片道1時間半かけて学校に通っていました



珠洲や能登町の友だちは下宿をして通っていました


下宿をしている子は

親御さんに会えるのは月に一二回ほどだったようです…



昔から

田舎の子は大変です…





そしてこの震災…





子ども達は

本当によく頑張っています



頑張っています


頑張っています






どこまで頑張れば良いのでしょうか…







昨日、今日と

我が母校の後輩達が

今年もチャーターバスに乗って

金沢大学に向けて出発するシーンが

TVニュースに映っていました





「震災を言い訳にしたくない」


「今までやってきたことを信じて全て出し切ってきたい」







幸あれキラキラキラキラキラキラ