私が行ったのは、助産所に紹介してもらったクリニックでした
待合室は10人くらいで満杯になりそうな小さな病院です。
乳腺科の他にも内科と外科、胃腸科までを院長先生ひとりで診ているみたい。
元・福山市民病院の外科部長の先生だったようで、名医なのかしら~
まずは受付で、
『初めてなんですけど乳がん検診お願いします』と言ってみた。
すると、『何か気になる症状はありますか?』と聞かれ、焦る私
助産所で断乳して、紹介された事を伝えると、今度は『授乳中におっぱいに何かトラブルはありましたか?』と聞かれたよ。
トラブルと言えば、乳腺炎しかない私。それを伝えると、
『乳腺炎などのトラブルがあったなら、乳がん検診に保険がききますので、マンモグラフィーとエコーで3500円くらいになりますよ』
おー
3割負担で乳がん検診受けられるわけですね
ラッキー
問診票を書いてから待合室で待っていると、どうやら乳がん検診をしていたらしい30代の女性が、2人も出て来ました
更に受付には乳がん検診の予約電話が、私が待っていた15分程度の間に2件かかってきました。
この病院、確かに看板にも乳がん検診と書かれているけど、かなり乳がん検診に力入れてるんだな、と実感しました
名前を呼ばれて連れて行かれたのは、マンモグラフィーの部屋
いきなり超緊張ー
上半身全部脱いで、用意してあったケープに着替えて、先生が来るまでの間、看護師さんから模型を使った自己検診のやり方の説明を受けました。
鏡の前に立った状態で、まずは見た目のチェック。乳がんがあると、しこりの上がへこむそうです。次に左胸を右手の人差し指と中指薬指3本で押しながら触って、しこりがないか見る。次は左手を挙げて同じく触る。次は仰向けに横になって、左側の背中に折り畳んだバスタオルを敷いて、左手を挙げて触る。右側も同じようにします。
生理開始から一週間頃に毎月やってみるのがいいんだって。
閉経してる人は日にちを決めて毎月するのがいいそうです。
なーんて説明を受けていたら、先生がやってきて、はいじゃぁ始めますーーとなりました。
マンモグラフィーの機械は、胸を挟んでレントゲンを撮るようになってたよ。
まずは右を上下で挟んで撮り、次に左。そして右を左右で挟んで撮り、同じく左。と、合計4枚撮りました。
痛いと聞いていたけど、乳腺炎の方がよっぽと痛かったわ~
先生も痛くてゴメンね、と言ってくれたけど、ぜんぜん大丈夫ですと答えたよ
次はエコー検査ということで、ケープから検査着に着替えて専用の待合室に移動。
この間にレントゲンチェックやら他の患者さんの診察があったみたいで、15分くらい待ったかなぁ~。
その間にもマンモお願いしま~す ていう看護師さんの声が聞こえて、また新たに乳がん検診の人来てるー
とビックリ。
ちなみに、マンモとエコー両方しないと、それぞれ写りにくい乳がんがあるみたい。両方受ければ見逃す事はほぼないみたいです。
次に呼ばれたのは普通の診察室。診察着を脱いでカーテンに囲まれたベッドに横になっていると、先生登場。
触診をしながら、もう一回自己検診のやり方の説明をしてくれて、次は妊婦検診でお馴染みのジェルを胸に塗ってエコー検査。ジェルが温めてあって、冷たいのを覚悟してた私はホッとした~
エコーでは乳腺炎になった場所を特に念入りに調べてくれたよ。
で、エコーが終わって服を着たら、先生から検査結果の説明。
マンモもエコーも異常なし。だけど、30すぎたら乳がん患者は急激に増えるから、ちゃんと自己検診毎月するように、と言われました。
検診代は最初に言われた通り3500円で、領収書と一緒に自己検診のやり方の書いてある紙ももらいました。
しつこいくらい自己検診を勧めてくるって事は、乳がんは自己検診がかなり有効なんだね~。
それから、クリニックのパンフレットも一緒にもらったんだけど、それを見てまたまたビックリ。
なんとこの小さなクリニックが、中国地方で乳がん診療している施設の第6位なんだって。
ちなみに、1位 広島市民病院 2位 川崎医科大学 3位 福山医療センター 4位 岡山大学病院 5位 広島大学病院 です。
大きい病院ばっかの中に、ポツンとクリニックが入ってる…すごすぎる
乳がん検診は、待ち時間も入れても1時間ちょっとで終わったので、疲れる事もなく、帰りには雑貨屋さん見て帰りました
乳がん検診未経験の女子のみなさん。
怖いし恥ずかしいけど、30すぎたら一度は検診に行ってみるのがいいと思うよ
自己検診も、是非やってみてね
早期発見でみんなで元気なオバチャン、オバアチャンになりましょ