「男の子がほしかった」
と母から言われ、
「おまえは橋の下で拾ってきた子供だよ」
と父から言われた私は、
7歳のときに、はじめて家出しました。
3歳まで住んでいた家の前には、確かに川が流れ、橋があったのです。
3人姉弟の2番目で次女の私は、
ちびまるこちゃんの気持ちが痛いほど、よくわかりました。
父ひろしに「まるこが生まれたときは、また女かあ~と思ったものだけど・・・」
あのセリフは、9歳だった私の心にも響きました。
でも、その時に、ちびまるこちゃんは、
いじけることなく、自己肯定感が高く、
「ふんだ、なにさ」みたいな感じで、強く、ありました
意地悪なおねえちゃんにも負けない強さもあり、私の憧れです。
そしてさらにちびまるこちゃんよりも状況が悪いことに、
私は、3人姉弟。
下は弟です。
待望の男の子です。
1番上の姉は、第1子。
実際のところ、男子でも女子でも、待望の第1子。
どちらでもいいと思います。
しかし、第2子となると、また女・・・
感動も薄れ、第1子とまた同じことの繰り返し・・・
話は戻りますが、7歳で家出した私は、300m先の幼馴染の家にいました。
2時間後に、母が迎えに来て、普通に遊んで帰ったような状態になりました。
帰ってから父からは、「もちろんさっきの橋の下で拾ったことは冗談だよ」と言われました。
でも、私だけ、姉弟と血液型が違うし。。。
それ以降、私が傷ついているのを認識した両親は、
私のことを慰めようとし、
母の弟である叔父さんに頼んだみたいで「叔父さんなんて、(叔父さんは兄と姉がいる末っ子第3子)、
男でも、女でもどっちでもいいと思って生まれてきたんだよ!そんなの気にするな!!」
と熱く叱咤激励されたりしました。
子供なので、なかなか傷付いた心は癒えませんが、空気を読んで、元気になったふりをしました。
でも私は、「自分はいらない子なんだ」という印象はぬぐえないまま
自己肯定感が低く成長していくのでした。
こんなときに、幸せ感が高まるスムージーを知っていたら、どんなによかったでしょう^^