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パソコンを使い終わった後、あなたは電源を切っていますか。それともつけっぱなしにしていますか。
この問題は、在宅勤務が増えた今、多くの人が直面している悩みです。実は、どちらが正解かは一概には言えません。あなたのパソコンの使い方によって、最適な選択が変わってくるのです。
つけっぱなしのメリットを知る
まず、パソコンをつけっぱなしにするメリットから見ていきましょう。
最大の利点は、すぐに作業を開始できることです。起動時間を短縮できるため、頻繁に使用する環境では効率的な作業が可能になります。朝のコーヒーを飲む間にパソコンが立ち上がるのを待つ必要がなくなるのは、忙しい現代人にとって大きなメリットと言えるでしょう。
また、作業の途中データを保持し続けられることも見逃せません。複数のファイルやアプリケーションを開いたまま、次の日も同じ状態から作業を再開できます。
実は、パソコンの起動時には大きな負荷がかかります。頻繁にパソコンを使う場合、HDDにかかる負荷が少ないという側面もあるのです。
見えないデメリットにも目を向ける
一方で、つけっぱなしには無視できないデメリットも存在します。
まず電気代の問題です。デスクトップパソコンを24時間スリープ状態にした場合、1日あたり約2円の電気代がかかります。一見少額に思えますが、年間では700円以上になります。ゲーミングPCなど高性能機種であれば、つけっぱなしにすると1日の電気代が500〜750円ほどになることもあります。
さらに深刻なのは、パソコンの寿命への影響です。パソコンが熱くなると、CPUやGPUなどの部品がより多くの電力を消費し、パソコンの動作が不安定になったり、故障の原因になったりすることもあります。特にノートパソコンは放熱性能がデスクトップより劣るため、長時間の連続稼働は推奨されません。
セキュリティリスクも考慮すべきポイントです。常時接続状態では、不正アクセスやウイルス感染の機会が増える可能性があります。
あなたに合った選択をする
では、どうすれば良いのでしょうか。答えは使用頻度にあります。
週に数回使用する程度なら都度シャットダウンし、1日に数回使用するなら昼間はスリープ機能を使用して夜間はシャットダウン、毎日長時間継続使用するなら基本はスリープ機能を使用し、週に1回を目安にシャットダウンするのが理想的です。
マイクロソフト社によると、パソコンを一時的に利用しない時間が90分以内ならスリープのほうが、90分を超えるならシャットダウンしたほうが電気代を節約できるとされています。この基準は覚えておくと便利です。
長持ちさせるコツ
どの方法を選ぶにせよ、パソコンを長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
パソコンの内部にほこりが溜まると、パソコンの冷却が悪くなり、パソコンが熱くなりやすくなります。数ヶ月に一度は内部の掃除を行いましょう。エアダスターで埃を吹き飛ばすだけでも効果的です。
また、通気口を塞がない場所にパソコンを設置することも重要です。特にノートパソコンは、クッションや布団の上で使用すると、熱がこもりやすくなります。
まとめ
パソコンのつけっぱなしに絶対的な正解はありません。あなたの使用頻度、パソコンのタイプ、電気代への配慮など、様々な要素を総合的に判断する必要があります。
毎日長時間使うならスリープを活用し、週末のみの使用なら都度シャットダウン。この基本を押さえつつ、90分ルールを意識すれば、電気代も寿命も最適化できるでしょう。
大切なのは、自分のライフスタイルに合った方法を見つけることです。パソコンは高価な投資です。賢く使って、長く付き合っていきたいものですね。
