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毎日レシートを整理して、細かく項目を分けて、週末に集計作業。頑張って家計簿をつけているのに、なぜかお金が貯まらない。そんな悩みを抱えている方は、実は少なくありません。
調査によれば、女性の7割以上、男性でも過半数が家計簿に挫折した経験があるそうです。「記録が面倒」「細かくつけようとして続かない」「分類の仕方がわからない」という声が圧倒的に多く、多くの人が同じ壁にぶつかっています。
家計簿をつけても貯まらない、本当の理由
家計簿をつけることが目的になっていませんか。本来、家計簿は「無駄遣いを減らす」「計画的に貯金する」といった明確な目標を達成するための道具です。しかし、記録することに意識を向けすぎると、肝心の問題点を見落としてしまいます。
ファイナンシャルプランナーが指摘するのは、家計簿をつけるだけでは意味がないということです。記録するだけでは改善に結びつかず、支出を細かく分類しても本質的な問題点が見えてこない。数字を見ただけでは、具体的な行動に移せないのです。
実際、家計簿を8年間みっちりつけ続けたある方が、30歳でぴたりとやめた話があります。理由は「自分の家計のサイズが体に染みついたから」。驚くべきことに、家計簿をやめた後の方が、むしろ貯金できるようになったといいます。
完璧主義が招く家計簿疲れ
家計簿が続かない原因として、完璧を求めすぎる傾向があります。女性は細かく内容にこだわりたい傾向があり、男性は時間がないことを理由に挫折する傾向が見られます。
「1円でも合わないと嫌でストレスになった」「エクセルで細かくこだわりすぎて作成に時間がかかりすぎた」「クレジットカード決済は利用日と引き落とし日のどちらに入れるべきか迷った」など、細部にこだわるあまり本来の目的を見失ってしまうのです。
費用の項目を細かく分類しすぎると、どの項目に入れればよいか迷い、分類できないことに苛立ちを覚えます。項目を決めて分類することに重きを置いてしまい、家計簿をつける本来の意味から遠ざかってしまうのです。
記録よりも大切なこと
家計簿で最も重要なのは、記録した内容を振り返り、問題点を特定して次の行動につなげることです。しかし、一人で家計の分析をするのは簡単ではありません。
家計簿をつけていても節約効果を感じられない人の多くは、「記録はしているけれど、改善方法がわからない」「そもそもどこが問題なのかわからない」という状態に陥っています。
実は、収入も支出も大きな波がなく、毎月と1年間のお金の流れを把握できており、計画的に貯金ができているなら、家計簿は必ずつけなければいけないものではないのです。
お金が貯まる人の考え方
お金が貯まる人は、「収入−貯蓄=使ってよい金額」という考え方をしています。「今月の稼ぎ=今月使える金額」ではなく、先取り貯蓄を忘れません。
家計簿をつけるかどうかより、この基本的な考え方を身につけることの方が重要です。毎月決まった金額を先に貯蓄に回し、残りで生活する。このシンプルな習慣が、確実にお金を貯める秘訣なのです。
また、「これくらいの感覚でお金を使えば、収入の範囲で何となくまかなえる」という感覚をつかむことも大切です。家計のサイズ感が体に染みつけば、細かく記録しなくても自然と適切な支出ができるようになります。
こんな人は家計簿を見直すべき
ただし、次の3つに当てはまる人は、少なくとも1カ月間は全収支を把握する必要があります。
- 毎月なぜか赤字になる、または黒字か赤字かわからない
- 税金や保険、車検の支払いで毎回慌てる
- 生活が変わった、もしくはもうすぐ変わる予定がある
こういった状況にある場合は、一度しっかりと家計を見直し、「収入−貯蓄=使ってよい金額」になるように予算を立て直しましょう。
無理なく続けられる家計管理
家計簿を続けるなら、自分に合った方法を見つけることが重要です。手書き、アプリ、エクセル、それぞれにメリットがあります。面倒に感じると続けるのが苦痛になるため、自分のライフスタイルに合った方法を選びましょう。
時間がない人は、スマホアプリでレシートを撮影するだけの方法が便利です。完璧主義の人は、大まかな項目から始めて、慣れてから少しずつ細かくしていくとよいでしょう。
また、「食費だけ」「子どもにかかわるお金だけ」など、コントロールが必要な部分だけを記録するのもひとつの方法です。全てを完璧に記録しようとせず、自分が気になる部分に焦点を当てる方が、継続しやすくなります。
お金との向き合い方を変える
家計簿をつけていたころは、買い物のたびにレシートをもらい、週末ごとに転記し、月末に集計していた。今よりも格段に「お金」について考える時間が多かった。それが、かえって「お金」に対する執着を生んでしまっていたのかもしれません。
お金は使うためにあります。節約を意識しすぎて、健康や人間関係といった必要なことまで削ってしまっては本末転倒です。ダイエットと同じで、無理をすると反動も大きく、継続が困難になります。
大切なのは、物事を「いる・いらない」に分けて考える視点です。本当に必要なものにはお金を使い、不要なものには使わない。このシンプルな判断基準を持つことで、無理なく自然と支出をコントロールできるようになります。
まとめ:記録より習慣、完璧より継続
家計簿は手段であって目的ではありません。完璧に記録することより、お金の流れを把握し、先取り貯蓄の習慣をつけることの方がはるかに重要です。
もし今、家計簿をつけることに疲れを感じているなら、一度立ち止まって考えてみてください。本当に必要なのは細かい記録でしょうか。それとも、お金に対する感覚を身につけ、無理のない範囲で計画的に貯蓄することでしょうか。
家計簿をやめて貯まり始めた人たちは、記録に費やしていた時間とエネルギーを、より本質的なお金との向き合い方に使っています。完璧な家計簿より、続けられる習慣。細かい記録より、確実な先取り貯蓄。この視点の転換が、お金が貯まる人への第一歩なのです。
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