ブレーカー落ちでやってはいけない4つの危険行為 | 生活の質をちょびっと上げてみようと思った

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突然の停電で慌てる前に知っておきたい安全対策

夜中に突然電気が消えた経験はありませんか。エアコンやドライヤーを使っているときに、「パチン」という音とともに家全体が暗闇に包まれる瞬間は、誰もが慌ててしまうものです。

このような状況では、多くの人が「とりあえずブレーカーを上げて電気を復旧させよう」と考えがちですが、実はこれが危険な行為につながることがあります。経済産業省の電気保安統計によると、年間700件以上の電気事故が発生しており、その多くは不適切な対処が原因となっています。

家庭での電気事故は決して他人事ではありません。適切な知識を身につけることで、あなたと家族の安全を守ることができます。

ブレーカーが落ちる仕組みを理解しよう

ブレーカーは家庭の電気回路を守る重要な安全装置です。電気の使いすぎや漏電、ショートなどの異常が発生したとき、自動的に電気を遮断して火災や感電事故を防ぐ役割を担っています。

家庭には主に3種類のブレーカーが設置されています。アンペアブレーカー(主開閉器)は家全体の電気使用量を管理し、契約している電力容量を超えると作動します。漏電ブレーカーは電気の漏れを検知し、感電や火災を防ぎます。安全ブレーカーは各部屋や回路ごとに設置され、特定の場所での過負荷やショートから家を守ります。

これらのブレーカーが落ちるということは、何らかの異常が発生している証拠です。単純に電気を復旧させるだけでなく、原因を特定して適切に対処することが重要になります。

絶対にやってはいけない4つの危険行為

1. 原因を確認せずにすぐブレーカーを上げる

停電した瞬間、多くの人が分電盤に駆け寄り、落ちているブレーカーを見つけてすぐに上げようとします。しかし、これは非常に危険な行為です。

特に漏電ブレーカーが落ちている場合、家のどこかで電気が漏れている可能性があります。原因を特定せずに電気を復旧させると、漏電箇所で感電や火災が発生する危険性があります。厚生労働省の労働災害発生状況によると、令和2年度だけで感電による死傷件数が92件発生し、そのうち6件が死亡事故でした。

また、ショートが発生している場合も同様です。原因となる機器を取り除かずにブレーカーを上げると、再度ショートして火花が飛び、火災につながる可能性があります。

2. 家電製品のプラグを挿したまま復旧作業をする

ブレーカーが落ちたとき、家電製品のプラグがコンセントに挿さったままの状態でブレーカーを上げることも危険です。

復旧の瞬間に複数の家電製品が同時に動き出し、大きな電流が流れて再びブレーカーが落ちる原因となります。特に電子レンジやエアコン、ドライヤーなど消費電力の大きい家電は、突然の再稼働で火災やショートを引き起こす可能性があります。

さらに、コンセントや電源コードが熱を持っていたり、焦げた臭いがしたりする場合は、内部で異常が発生している証拠です。このような状態で電気を復旧させると、重大な事故につながる恐れがあります。

3. 漏電の可能性を無視して使用を続ける

漏電ブレーカーが落ちているにも関わらず、「とりあえず電気が使えれば大丈夫」と考えて対処を後回しにする人がいます。これは極めて危険な判断です。

漏電は自然に直ることがありません。古い家電製品や電気配線の劣化、水濡れなどが原因で発生し、放置すると感電や火災のリスクが高まります。特に洗濯機や電子レンジなど水回りの家電は、湿気により漏電しやすくなります。

漏電による火災は、漏電電流が流れた部分で炭化が発生し、蓄熱により発火することで起こります。日常的に使用している家電製品でも、メーカーが指定する耐用年数を超えて使用していると、漏電のリスクが高まります。

4. 頻繁に落ちるブレーカーを固定する

ブレーカーが頻繁に落ちると、「もう落ちないようにテープで固定してしまおう」と考える人がいますが、これは絶対に行ってはいけません。

ブレーカーは家庭の電気回路を守る最後の砦です。テープなどで固定してしまうと、漏電や過電流が発生した際に自動遮断できず、重大な事故につながります。この行為は消防法などの法令違反にも該当し、保険の適用外となる可能性もあります。

頻繁にブレーカーが落ちる場合は、契約アンペア数の見直しや、家電製品の使用方法を工夫することが正しい対処法です。

安全な復旧手順を覚えよう

ブレーカーが落ちたときは、以下の手順で安全に復旧作業を行いましょう。

まず、懐中電灯やスマートフォンのライト機能を使って手元を照らし、使用していた家電製品の電源をすべて切ってコンセントからプラグを抜きます。特に消費電力の大きい家電は、復旧時の負荷を避けるため必ず電源を切ってください。

次に、分電盤を確認して、どの種類のブレーカーが落ちているかを特定します。スイッチが下向きになっているのが落ちている状態です。コンセントやプラグが熱を持っていないか、コードが損傷していないかもチェックしましょう。

復旧作業では、まずアンペアブレーカーを上げ、次に漏電ブレーカー、最後に安全ブレーカーを一つずつ上げていきます。もし途中で再び落ちる場合は、その回路に問題があるため、使用を中止して専門業者に相談してください。

日頃からできる予防策

電気事故を防ぐためには、日常的な注意と準備が欠かせません。

まず、契約しているアンペア数を把握し、それを超えないよう家電製品の使用を調整しましょう。一般家庭では30A、40A、50Aが一般的ですが、最近の高性能家電は意外と消費電力が大きいため、購入前に確認することが重要です。

消費電力の大きい家電製品を同時に使用しないよう工夫することも大切です。電子レンジとドライヤー、エアコンとIH調理器などは時間をずらして使用し、タコ足配線や延長コードの過度な使用は避けましょう。

また、停電時の安全確保のため、懐中電灯やスマートフォンの充電器を手の届く場所に常備しておくことをおすすめします。家族全員で懐中電灯の置き場所を共有し、いざというときに慌てないよう備えましょう。

まとめ:安全第一で適切な対処を

ブレーカーが落ちることは、家庭でよく起こるトラブルですが、適切な対処を行えば重大な事故を防ぐことができます。慌てて間違った行動を取るのではなく、安全を最優先に考えて対応することが大切です。

特に漏電が疑われる場合や、ブレーカーが頻繁に落ちる場合は、自分で対処しようとせず、必ず専門の電気工事業者に相談してください。電気に関する知識が不十分な状態での作業は、重大な事故につながる可能性があります。

普段から電気を安全に使用する習慣を身につけ、万が一の時も冷静に対処できるよう準備しておきましょう。あなたと家族の安全を守るため、今日からできることから始めてみませんか。

 

 

 

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