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スマートフォンを手に取る回数、一日どれくらいでしょうか?「ちょっと見るだけ」のつもりが、気づけば1時間以上SNSをスクロールしていた経験はありませんか?
私たち大人も、子どもたちと同じようにSNS依存のリスクと無縁ではありません。特に忙しい日々を送る20代後半から50代前半の女性は、ストレス解消や息抜きとしてSNSに頼りがちです。しかし「やめたいのにやめられない」と感じるようになったら、それは危険信号かもしれません。
SNS依存とは何か?
SNS依存とは、ソーシャルメディアの使用を自分でコントロールできなくなる状態を指します。2019年に世界保健機関(WHO)は、インターネットやゲームに過度に没頭して生活や健康に支障をきたす状態を「Gaming disorder(ゲーム行動症)」として精神衛生疾患と認定しました。SNS依存もこれに近い症状を示すことが多いのです。
イタリアで行われた調査では、10代の約11%が専門的に見て「SNS依存の状態」に該当し、自己肯定感の低下や不安傾向の高さといった問題が顕在化していました。これは大人にも当てはまる問題です。
なぜSNSはやめられなくなるのか?
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究によると、自分の投稿に「いいね!」がつくと、脳の報酬系である側坐核(そくざかく)が強く反応することがわかっています。側坐核は、人のやる気や頑張りをつかさどる脳の部位です。つまり、SNSでの承認は脳内物質を分泌させ、快感をもたらすのです。
また、オハイオ州立大学のリサ・K・リビーを含む研究チームの調査では、写真に自分が写っている場合、単に出来事を記録する以上に「当時の感情や経験を鮮明に思い出せる」という心理的効果があることが報告されています。
これらの心理的・生理的メカニズムが、私たちをSNSに引き寄せる要因となっているのです。
大人のSNS依存の兆候
子どもだけでなく、大人もSNS依存に陥るリスクがあります。以下のような兆候が見られたら注意が必要です。
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「やめたいのにやめられない」と感じる
最も明確な警告サインです。自分でコントロールできなくなっていることを自覚している状態です。 -
SNSを見ていないと不安になる
スマホを忘れたり、バッテリーが切れたりすると、強い不安や焦りを感じます。 -
リアルな人間関係が希薄になる
オンラインでのコミュニケーションに集中するあまり、実際の友人や家族との交流が減少します。 -
自己肯定感の低下
SNS上の「完璧な生活」と自分を比較し、自己肯定感が下がることがあります。 -
睡眠の質の低下
就寝前のSNS利用が睡眠の質を下げ、慢性的な疲労感につながります。
SNS依存が及ぼす影響
米国の12歳から15歳の6595人を対象にした研究では、1日3時間以上のSNS利用が抑うつや不安感などのリスクを高めることが示唆されています。これは大人にも当てはまる問題です。
SNS依存は以下のような影響を及ぼす可能性があります:
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自己肯定感の低下
他者の「フィルターがかかった生活」と自分を比較することで、自己肯定感が下がります。 -
時間の浪費
気づかないうちに多くの時間をSNSに費やし、本来やるべきことができなくなります。 -
リアルな人間関係の希薄化
オンラインでのつながりに依存するあまり、実際の人間関係が疎かになります。 -
精神的ストレスの増加
常に更新をチェックする習慣や、他者からの反応を気にすることでストレスが増加します。
SNS依存から自分を守る方法
SNSは適切に利用すれば、人とのつながりや情報収集に役立つツールです。問題は使い方にあります。以下の方法で、健全なSNS利用を心がけましょう。
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使用時間を意識的に制限する
スマートフォンの「スクリーンタイム」機能などを活用し、SNSの使用時間に制限を設けましょう。 -
通知をオフにする
常に通知に反応する習慣を断ち切るため、SNSの通知をオフにしましょう。 -
「SNSフリーデー」を設ける
週に1日は意識的にSNSから離れる日を作りましょう。最初は難しく感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。 -
リアルな趣味や活動を増やす
オフラインでの充実した経験を増やすことで、SNSへの依存度が自然と下がります。 -
就寝前のSNS利用を避ける
就寝の1時間前からはスマートフォンを使わない習慣をつけましょう。睡眠の質が向上します。 -
自分の感情に注目する
SNSを見た後に気分が落ち込むことが多いなら、フォローするアカウントを見直しましょう。
SNSとの健全な関係を築くために
SNSは現代社会において重要なコミュニケーションツールです。完全に断つのではなく、健全な関係を築くことが大切です。
ピュー研究所の調査によると、SNSは「友人との近況を共有し、より繋がっていると感じる」「創造的な一面を見せる場になっている」といったポジティブな側面もあります。
大切なのは、SNSが自分の生活を支配するのではなく、あくまでも生活を豊かにするツールとして活用することです。「見られている自分」ではなく「本当の自分」を大切にする意識を持ちましょう。
自分自身の価値は、「いいね」の数や他者からの反応で決まるものではありません。SNSに依存せず、リアルな人間関係や自分自身の内面を大切にすることで、より充実した毎日を送ることができるはずです。
あなたは今日、何のためにSNSを開きますか?その目的を意識することが、健全なSNS利用の第一歩かもしれません。
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