壁紙、クロスはお部屋の大部分の壁を占めるものですね。

新築、リノベーション、リフォームされた方は選んだ経験があるかと思います。
たくさんの中から選ぶのは大変だったとお察しします^ ^;

なので、住宅の大半で使われる「ビニールクロス」を
これからの方のためにも、現場目線で少し選びやすくなるポイントをお伝えします。

ザクッと分けて壁紙は2種類織物調と石目調です。


ここではお部屋の大半を占めるであろう、メイン(ホワイト、アイボリーなどのカラー)になるものに焦点を当ててお伝えします。


あ、前提として
日本製のほとんどのもの幅92㎝もの


施工前の壁紙ロールはこんな感じです^ ^;
選ぶ際には、それぞれの特性を理解していただきメリットデメリットを踏まえて見てくださいね。



石目調…石のパターンを模したもので、モダン、シャープ、シンプルなお部屋によく用いられてパキッとした印象

画像のように漆喰の塗りのパターンが多く、パターンが大きくなるほど
柄をあわせて施工される。
少し凹凸があり、固めの感触のものはクロスがそりやすく年数が経つとクロスの継ぎ目が目立ちやすい。



織物調…布の織物のパターンを模したもので、ナチュラル、カジュアルで暖かみがあるイメージのお部屋と相性が良く、落ち着きがある印象。

柄同士が馴染みやすく、柄にもよりますが年数がたっても継ぎ目が目立ちにくい。


共通して言えるのは、
お家の状態でも異なりますが下地になるボードの僅かな凹凸が年数と共に目立ちやすいので
厚みのあるものの方が長く綺麗に保てます。

そして、サンプルだけではなく出来れば施工する現場に、出来るだけ大きいサンプルを持っていき
実際に施工される場所にあてて見ることです。
サンプルをみたときには、その場所の照明の条件などで色の印象が違ったりするので
自然の光にあててどんな印象なのか?という感覚をみていただきたいです。
お家の立地の違いがあるので、全く違うものに見えることもあります。

その際には、壁紙サンプルを近くからも遠くからも見てくださいね^-^
これも、近くでみるとイメージわかなかったものがピッタリのイメージだったということもあるので。

そして淡い色は、大きな面積なるとより淡く見える特性があるので、
サンプルとは印象が違うこともあるからなのです。


何件も施工させていただき、数えきれないくらいクロスを触ってきて^ ^;
押さえておきたいなと思うポイントをご紹介しました。

選ぶ際の参考になれば嬉しいです。



aira