今日は変わった店名のラーメン屋さんに行ってきました。このグループは、人類みな麺類(店名)を中心に、くそオヤジ最後のひとふり(店名)など、トンチの効いた店名をオシャレに魅せる見せ方で展開している。実際に足を運んでみると、いろいろこだわっている。何だか大音量でライブ音声を流しているかと思ったら、ひたすらミスチルでした。店員さんの細やかなホスピタリティーもよかった。そして、店内は若い人達が多かったです。ラオタが似合わないカフェのような雰囲気といえばわかりやすいか。何よりこだわりを感じたのが、この壺のように尖った丼です。シャレオツ重視であり、機能的にはぜんぜん食べづらかったです(笑)。話が横道に逸れるのですが、キツネと鶴のご馳走という童話をご存知だろうか。キツネは鶴に平たい皿のスープを出し、鶴はクチバシが尖っているのでスープを飲めないという意地悪をする(そもそもなぜそんな意地悪)。一方、鶴はキツネに対して、尖った壺に肉を入れ、キツネが食べられないという仕返しをする(仕返しをする方もする方だ)。で、話が逸れまくっているが、その鶴が出した壺のイメージに一番近いラーメン丼だと思いながら食べてました。話を丼の中に戻します。醤油、深い味わいの醤油で、大阪の人には主張が強すぎるのではないだろうかと心配してしまうほど。あと、醤油の甘みをはっきり感じることができた。そのずっと奥の方にいるのが貝のうまみという建てつけになっている。合わせるのは中細麺。シャレオツな中細麺で、加水率が高く、スープを弾かんばかりのモチモチ食感でした。丼の外がいろいろとざわざわとしていたのに対して、丼の中はスマートにまとめあげていたのではないかと思いました。

 

 

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