噂に聞きし、いったん麺のつけ麺です。以前にどこかで聞いたことがあるが、まさに麺の刺身です。そしてネタバレ覚悟で書くと、ワンタンつけ麺という言い方が一番わかりやすいと思う。あくまでも雰囲気の例えなので肉餡は入ってないです。ディテールに入る前に、そもそもいろいろぶっ飛んでいた。ゴールデン街の狭い路地と路地の間に行列する。しかも行列はインバウンドの外国人観光客。さらに外国人の店員さんが流暢な英語で接客する。果たしてここは日本なのか?と錯覚する風景。注文したすごいつけもめんは1800円也。高いと捉えるか適切と捉えるかは人それぞれだが、ラーメン屋さんの既成概念からはいろいろぶっ飛んでいたのはたしか。

あのいったん麺だけで構成されたつけ麺です。意外にも麺は昆布水に浸されているので昆布水つけ麺というジャンルにも属す。平たい皿が刺身っぽさを増す。幅の広い太麺。いや、もはや麺のレベルを超越してワンタンと言ってもよいほどの幅広麺を、それなりに麺線を揃えて出す。そのまま食べると昆布水の塩気が効き、なにより想像どおりチュルチュル食感が堪らない。お待たせしました。凪といえば煮干しが強く効いたつけ汁。いったん麺のインパクトとはぶつからず、むしろ煮干しのうまみで引き立てる。これはこれでよかったが、インパクト勝負でケンカさせるパターンも見てみたい。ラーメン食ってる感じじゃなかったです。やっぱりワンタンをつけ麺で食べてる感じ。いろいろすごい凪のゴールデン街店は一度は経験すべきおもしろさあり。

追伸:傘を忘れてしまい、夜に取りに行ってきました。昼間は凪だけ大行列でしたが、夜は書き入れ時の飲み屋も国際色豊かな人だかり。ゴールデン街の夜はこれからといった感じ。大忙しの凪さんで、なかなか傘が見つからずご迷惑を掛けてしまった。

 


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