クーラーでキンキンに涼しい店内。もう昆布水と食べている時点で十分うまいもん。平打ちが切り立つ中太麺。昆布の出汁だけでこれだけうまいとは。キンキンに冷えた昆布水で麺が引き締まってる。「熱いのでお気を付けください」のつけ汁に移行したくないよ。まあ出されたので仕方なく熱々つけ汁に移行する。あっ、熱いので麺が羽を伸ばす。そして動物系のオイリーな展開にダイナミックに切り替わる。おもしろいなあ。そしてもう一度キンキンの昆布水に戻ったりする。まだまだ仕掛けは続く。麺に鯛塩、つけ汁に柚子の七味という味変が用意されている。麺を鯛塩の小皿に持って行くのか、鯛塩を麺に振りかけるのか迷う?両方やってみたが、麺を小皿に入れたら鯛塩が水分でぐちゃぐちゃになってしまった。それなりに注意が必要だが、イベント盛りだくさんでおもしろい。昆布水(冷)→オイリーなつけ汁(熱)→麺に鯛塩(冷)→つけ汁に柚子七味(熱)みたいなループ。この落としどころはどこにあるのか?なんと最後は昆布水をつけ汁にぶち込んでスープ割りするという。これまでのストーリーぶち壊しの大波乱。ホント素晴らしい。うまいです。うまいだけでなく、破壊の美学すら感じる。今夏に出会った突き抜けた限定の話。

 

 

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