あれ?記憶より黒い。実際レンゲでスープをすすってみると、一瞬の気付きどおりビシャンと醤油が立っていた。たとえとして目が覚めるほど醤油の角が尖っていた。ただ醤油一辺倒というわけでなく、また豚骨鶏ガラのスープが下支えというほど控えめでもなく、よいパワーバランスを保ったスープでした。この辺に一喜一憂するのはナンセンスで、素直にブレを楽しむところだろうなと思っている。ご存知、家系御用達の酒井製麺は虎ノ穴の場合は中細麺で、持ち上げるとロイクーな(真っ黒な)スープがコーティングされる。丼の底に近いほどよりロイクーなのがおもしろい。肉厚にもかかわらず箸で持ち上げるとホロッと崩れてしまうチャーシューもよかった。最近は自粛しているニンニクだが、目の前にあったので自制が効かず投入しちゃった。当たり前にうまかったです。

 


【横綱親方メモ】あれ?そういえば12:00開店でした。期せずしてシャッターズ4番目に連結。12:00過ぎ、店主さんナイス笑顔で開店。直前まで紅蓮ノ虎(辛いやつ)を頼もうと思っていたのだが、やっぱり久しぶりなので基本のラーメンに変更。店内は座席数を減らしての営業です。ファーストロット最後でした。ライスは自制が効いて注文しませんでした。ロット最後で店を出ると並びがさらに長くなっており驚く。これはすごいぞ。地元客に支えられていることがよくわかる。そりゃ、そうだ。武蔵家出身で、今ほど武蔵家系列が増える前から武蔵家の系譜を名乗っていた。2002年のオープンから20年、千葉に家系ラーメンを根付かせたレジェンド店であることは意外と知られていない。

 

【千葉家系メモ】


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