臨時営業。よく臨休に当たって振られてしまうなんてことはあるがその逆は珍しい。少し春らしい気候になってきた日曜日。PCの部品を購入するため千葉駅へ向かう電車の中、SNSのタイムラインに偶然見つける。最近は本気で宿題帳(行きたいラーメン屋さんリスト)を付けており、その中の1軒がこちら麺屋ことぶきさんということになる。つまり待望の初訪問。2015年のオープンで、千葉みなとにある焼き鳥屋さんが経営している。2018年にはちはら台に2号店を出すほどの人気。そんなわけで臨営はまさに願ったり叶ったり。当然鶏がメインで券売機の左上は濃厚鶏白湯。本来であればそれを頼むべきところだが、上着を一枚脱いだ解放感とこの日のフィーリングで鶏白湯つけ麺。注文を待つ間、プ~ンと鶏油の甘い香りが漂うのがおもしろい。食欲を煽るよね。臨営の割りには混んでいたがほどなくして着丼。嗚呼、黄金色に輝くキメの細かい鶏油が印象的。鶏の旨みが深い、深いなあ。鶏のスペシャリストである焼き鳥屋さんだからこそできる技。粘度はなくサラサラとしている。かたやキラキラと輝くみずみずしい太麺。モチモチの食感で、ミシミシという噛み応えがたまらない。つけ汁をはじいてしまうとラヲタが怒るタイプのやつ。たしかに一理あると思うのだが、鶏が濃いので太麺にしっかり乗ってくる。単調なペースに飽きることなく、最後までおいしく食べることができた。