父「ニボニボって言うとラーメン一杯が無料になるんだって。」
子「えっ、本当?だけど長い時間待たされるんでしょ?」
父「行ってみようか。行列が長かったら違う店に行こう。」
子「僕、ニボニボって言えるかな。恥ずかしい・・・」

凪@浅草(すごい煮干ラーメン+玉子+太麺)


8/9オープン。オープンから3日間限定、店員さんにニボ語で「ニボニボ」と言うと本当にラーメン一杯が無料になる。凪さんすごい、大盤振る舞いだ。冒頭の会話はたまたま近くを通る用事があった父(私)と息子の会話です。12時過ぎに浅草に着くと行列は10名超。思いのほか行列が短かったので並ぶことにした。海外の観光客も半分くらいおり、ニボ語を話す客は少ない。息子とラーメンを食べに行くのは久しぶり。幼稚園の頃に無理矢理名店に付き合わせて以来だから5年ぶりくらい。直前まで店員さんにニボニボ言えるか心配していた。小学校も高学年になるのにいつまでも頼りない。結局お父さんが二人分まとめてニボニボ言いました。店内背後霊待ちのタイミングでお好みを聞かれる。私は太麺、息子はこだわりの細麺、辛いタレなしを並で注文。久しぶりに息子と一緒だとお父さんも気を使う。並盛とはいえ、大人一人前を食べられるか。あるいは猫舌なので熱いラーメンは大丈夫か。そもそもでいえば彼はニボラーなのかなど。行列に並んでから30分くらいで着丼。息子は丼の中央に鎮座する煮干しや、ワンタンのようなイッタンモ麺あたりのおもしろさに食いついている。子供は素直だし、凪さんの見せ方も上手い。あ~、凪のスープは相変わらずニボっている。気持ち衝撃が少ないと感じたのは煮干し初心者の多い新店仕様だからだろうか。横目でスープをすする息子を見ると一丁前にニボラー面。凪といえば定番の太麺だが、息子の選択した細麺は珍しい。結局、息子は給食のお代わりで鍛えた食い意地をフルに発揮し、並盛一人前をペロリと平らげてしまった。ちょっと頼もしい。そんなわけでお父さんへの細麺のシェアはなし。細麺も食べてみたかった。浅草の凪で過ごした夏休みの親子鷹ならぬニボ親子でした。

 

 


ラーメン凪 浅草店東京都台東区花川戸1-6-4